マイクロノベル~~~気の向くままに

第26話- 君の真実

時空を飛び越えられるようになったら、争うと言う気持ちは消えるのだろうか。

勝敗の影で慟哭は大なり小なり生産消費されていくはずだ。

哲学と生物学どちらが優位を勝ち取るか等と思えばもう争いに組み込まれてしまうのか。

「所詮人間には無理な事よ」

さらっと言い放つ君の言葉は真実かも知れない。