愛。その後。

月兎

第1話 今でも。

もう何回目の週末をを迎えるんだろう

あなたがいなくなっても

時は流れていくんだね。

涙も枯れて

落ちるところまで落ちたけど

ふと、ある週末に秋晴れの空を見上げた

雲の隙間からこぼれる光

今でもあなたは光であると

私はまた自分に言い聞かせた。

あなたはいまどこで

何を想っているのだろうか

何もわからないまま

また次の週末がやってくる。

もう二度と会うこともない

週末はまだ怖い。



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