東京大学から底辺大学へ異世界転移
精神崩壊太郎
第1話 東京大学から底辺大学へ異世界転移
俺の名前は東大太郎。東大生だ。
まさに東大に入るための名前を有する俺の学部は理学部、現在4年生だ。
入学時の序列は1500人中1350人なんと下に150人もいる。位階はV。東大というものを知らない人のために位階というのを説明すると東大生の有する学力の強さのことである。Iは東大オブ東大で最上位、IIはそれに次ぐ。飛ばしてVは上から5番目の強さということで簡単にいえば学力がとても強い。ちなみにこれより下はない。ちなみに二つ名は
食堂に向かって歩いていると後ろから「おい、危ないぞよけろ!」という声が聞こえた。それはこちらに向かっているかのような声だったので、俺はどんな危機か察知するより早くサイドステップを踏んで危機を回避した。と思ったが次の瞬間頭上からトラックが落ちてきて死んだ。どうやらわき見運転だったらしい。
「一体ここはどこなんだ…」
気が付くと俺は見知らぬ空間にいた。
「一体ここはどこなんだ…」
ここがどこか俺は全くわからなかった。
あたりを見渡すと何もない空間であった暗く色すらわからない。それでいてなぜ先が見通せるのかもは全く謎であった。
「一体ここはどこなんだ…」
ここがどこかは全くわからなかった。
心理学者のウンボルト・デ・ルーの論文によると未知の減少については名前をとりあえず付けておくと未知ではなくなるらしい。
故に俺はこの謎の空間に対して広瀬すずと名付けた。
再びこの広瀬すずはあたりを見渡すと何もない広瀬すずであった暗く色すらわからない。それでいてなぜ先が見通せるのかもは全く謎であった。
何をどうしようもないのでしばらく呆然としていると光る穴が現れた。それに俺は広瀬すずの穴と名付けた。広瀬すずの穴は光っていた。しばらくすると広瀬すずの穴から声がした。
「どうもすいませんねえ」
その声とともに、佐々木希の穴から小汚いおっさんが現れた。何者かと聞くとどうやらこの人?は神らしい。現代世界において普段死ぬはずではなかった俺が死んでしまったのでお詫びとして異世界で生き返らせてくれるらしい。なぜ異世界で復活なのかと聞くとエントロピーが沸騰するかららしい意味は分からない。復活する際にチート能力を授けてくれると言っていたが東大在学であることが既にチートなのでそれ以上は世界の維持のために必要はないと断った。
そして俺は異世界に旅立った。
俺が降り立ったのは粗末な大学だった。草が大量に生えている教室であった。ここはうわさに聞く底辺大学に違いない。
この底辺大学で人を探してしばらくすると発見した。
ようやく人を発見したものの着ているものは粗末で中世ヨーロッパ風の粗末な服を着ていたこのひとは低学歴に違いない。普段はかかわりがないがしょうがなくかかわることにした。
「ここはどこですか」
「ここは、底辺大学情報インフォメーション学部です」
俺は愕然とした、情報インフォメーション和訳すると情報情報、英訳するとインフォメーションインフォメーション意味が分からなかった。
つづく
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