第18話 UNカップ 本戦 3
『魔法少女部隊の皆さんです。試合お疲れ様でした』
『『『お疲れ様でした』』』
『では、ですね。えー魔導協会の皆様は……』
『生神崎!?』
コメント
『お前ら……』
『魔導協会の女子勢神崎信者多いので……』
『副局長ブチギレてたからな……あの第二部隊だけ神崎様と生電話!?ありえない!!って』
『ただのインタビューですが……』
『神崎様と話せるのに意義あるんだ』
『何気にこの人は人気タレントだから』
『オケーパパプロから行きましょうか。まずはGulu選手。今日は感が冴え渡っているというか、Muscleコーチが後ろから詰めてきている所を予想して抜いた時はびっくりしました』
『ありがとうございます。まぁ、あれは良い感じに目的の場所までこれて前の射線は他のみんなに任せて俺は後ろを見ておこうという感じですかね。まぁ、現役時代対面最強と言われたMuscleさんに勝てて良かったです』
『まぁ、一週間の間ですけど信頼関係をしっかりと築けた結果ですかね。ちなみにGuluさんの奥様とお子さんが私のファンって情報来てるんですけどサインでもいります?』
『えっ……神崎さんありがとうございます。ぜひ妻と息子のためにお願いします』
コメント
『パパめちゃめちゃ頑張った』
『気遣いできる神崎様』
『Muscleコーチに対面で勝ったのはめちゃめちゃ凄かった』
『あのシーン鳥肌たったわ』
『ちゃっかりサイン渡す神崎氏』
『ファンサービス完璧やな』
『魔導協会どうなる……』
『はい。じゃあ、参加賞と一緒に届くと思うのでよろしくお願いします。次は、EvYi選手どうでしたか?』
『そうですね……まぁ、ただ単にTiga選手が強かったですよね。僕自身大会とかで戦ってるからよく思うんですけど本当に上手い人は何もたせても上手い。自分がシェリフ苦手で他の武器ばっか持ってたんですけどTigaさんにはシェリフでヘッド勝負しないと勝てる気がしないですね。もう、確実に抜いてきますもん』
『ですね。Tiga選手は今日もギアが入ってて手を付けられないですよね。あっ、EvYiさんのとこにもサイン送ります』
『あっ、ありがとうございます』
コメント
『Tigaは暴れすぎよな……』
『一人で5人抑え込めるからなぁ……』
『ちゃっかりサイン送るww』
『俺はこのあとの展開見えたぞww』
『俺もww』
『では、魔導協会の皆さんにも聞いていきましょうか。落ち着きましたかね。じゃあ、隊長から聞きますか。魔導協会第2部隊隊長アフィー・ヨルミガルドさん、どうでしたか?』
『あっ、えっと……めちゃめちゃ悔しい気持ちでいっぱいなんですけどコーチチーム相手に善戦できてよかったです』
『そうですね。現役コーチが四人もいて、さらには世界一のプロがいるチーム相手に最初のマップでOTまで持っていけたのは凄かったと思います』
『……あの、サインは?』
『あっ……隊長にも俺のサイン送らせていただきます』
『あっ、ほんとに、ありがとうございます』
コメント
『アフィー姉……』
『駄目な姉代表よな……』
『狐っ娘どうした……』
『サイン……』
『サインの事言われなくてめちゃめちゃ悲しそうな顔してたぞ』
『神崎いじめるな』
『えーしっかりね。アフィーさんにもサイン送りますと言う事で魔導協会第2部隊副隊長ナガヤ・ミルニさん、どうでしたか?』
『あっ、えっと……Tiga選手に1vs1で勝てて良かったです。あと、良い感じに暴れられてチームを引っ張って行けたかなって』
『そうですね。実況解説おじさんチームとの対決も今のコーチチームとの対決もラウンドを取るときはミルニさんの活躍から取ることが多かったですね。長時間配信いつも拝見させてもらってます。これからも身体を壊さないように頑張ってくださいね。サインは送るので安心してください』
『あっ、ありがとうございます。配信も見てもらえて嬉しいです』
コメント
『ミルニル??』
『あの、いつものぐでぇ〜とした喋りどうした?』
『推しの前だそ!!そりゃあこうなるわ!!』
『ミルニルめちゃめちゃ真面目……』
『根はいい子なんです……遅刻ばっかするけど』
『そういえば今回の大会、カスタムから遅刻一回も……』
『何も言うな』
『神崎様スゲェな。あのぐうたら生活最高のミルニルがあそこまで喋るとは』
『はい。ではトリになりました。魔導協会第2部隊所属ウィズ・サマーさん、今回の大会どうしでしたか?』
『ええと、そ、そそうですね。まぁ、ミルニとアフィ。そして、プロの方と一緒に大会に望めてめちゃくちゃ楽しかったです。はい。ただ、負けて悔しいので次があれば優勝したいです』
『はい、ありがとうございます。ウィズ様の配信も見させて頂いてますからこれからも身体に気をつけて頑張っていただけると幸いです。では、魔法少女部隊の皆さんでした。ありがとうございました』
『『『ありがとうございました』』』
『あの、私のサイっ……』
コメント
『ウィズ様ぁぁ』
『陰キャ王の座はあなたに与えよう』
『王女じゃね?てか、設定でも陰キャ国王女やろ』
『そんな設定なかったはずだが……』
『ウィズ王女殿下……立派になられて(泣)』
『ウィズ様のサインは?』
『運営から送らせていただきますだって』
『ウィズ様、よっしゃ!!』
『他、良かったねぇ〜』
『他の反応が親戚のおじちゃんおばちゃんなんだが……』
『一番若いのウィズ様やし……』
『はい。では、ですね。次の試合に行く前に裏でやっておりました。筋肉Boyzvsコスプレ大好きっ娘の結果を発表していきたいと思います。2-0で勝ったのは……コスプレ大好きっ娘!!』
コメント
『筋肉Boyz(泣)』
『コスプレ大好きっ娘!!』
『Kagurq様覚醒しとるで』
『あと、なんかルミルミもやばい』
『ファグちゃんのスナ1stピック取りまくってたで』
『みんなやばかったな』
『さすがReeferコーチ』
『仕上げてきたよなぁ〜』
『コーチチームvsコスプレ大好きっ娘が準決勝?』
『そう。で、次の世界一vs変態ps後輩も準決勝』
『マジか』
『見逃せねぇな!!』
『コスプレ大好きっ娘来ましたね』
『まぁ、Reeferコーチの戦術と選手の力が合わさった結果ですかね。まぁ、軽く見ましたけど筋肉Boyzは突っ込みまくってReeferコーチの手の上でしたね』
『まぁ、元々フィジカルが強かったのもありますけどプロは一人もいませんからね。さぁ、ますますこの後の試合が楽しみになってきました。では、皆さまお待たせいたしました。我ら、日本の誇り元UNISON所属Akuqの登場です!!さぁ、最高の試合がまた幕を開ける!!Akuqブッコロvsゲーム廃神Let'sGo!!』
コメント
『Let'sGo!!』
『Jade!!』
『ルッチーファイト!!』
『オズ様ァァァ!!』
『サクラ行けぇぇ』
『後輩ファイト!!』
『Akuqぶちかませ!!』
『13-0かましちまえ!!』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます