十三番目の神器使い
天城 八雲
プロローグ
ある時、創造リゼウィムはこの「グランエリア」を創世した。世界を創世した後、リゼウィムはヒューマンや獣人、エルフにドワーフ、さらにはドラゴンといった多種多様の生物を創世を行った。創り終わった後、グランエリアを自分の娘達十二の女神に己が保持していた神器と共に託した。託された女神達は神器を各々一つずつ持ち世界を管理した。
しかし、神が創った世界は完全ではなかった。世界には魔物と呼ばれる存在が世界中に蔓延っており、人々に危害を加えていた。そのことを知った女神達は、魔法を教え、自分を信仰した者に自分の加護を与えることで、自分の持つ神器と同じ種類の武器を使える様にした。さらに、女神は特に気に入った者にたいしては、自分が保有する神器を貸し与え、神器使いとして契約し、世界を見守っている。
(創世記の一節より抜粋)
分かりやい歴史書(著者セル・ギヴィウス)
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