【小休憩】勉強しなさいと言わなくても子どもが勉強する方法

『歴史に学ぶ』の記事に頂いたコメント


 本当の勉強は、他人から「しなさい」と言われるものではなく、自分から「したい」と思ってするもの。


 人間はどんな事であれ、他人から強要される事に苦痛を感じる。


 親や教師に「勉強しなさい」と強いられて、勉強好きになった者は居らず、むしろ強いられる程に嫌いになっていく事は、多くの人が実体験として知っているはず。


 社会的に成功している人の中には、学生時代は勉強嫌いだったが、社会に出てから勉強欲が出た、という人が少なくない。


(落木奥弘様)


 素敵なコメントありがとうございますm(__)m


「勉強しなさい」と言わなくても子どもが勉強する一番手っ取り早い方法は、幼少期に親が子供に本をたくさん読んであげることだと言われています。


 学歴の高い子の家とそうでない家で決定的に違うのは家の中の本の数。


ある統計調査では200冊以上あるかないかで変わってくると。(今の時代、ペーパーレスが進行していますが)


 子ども4人を東大理Ⅲに進学させた佐藤亮子ママの本には1万冊の絵本を子供時代に読んであげたと書いていました(子どもは同じ本を何回も読みたがるので同じ本でも2回読んだら2冊とカウント)。


 また子ども3人を東大に進学させた杉政光子ママの本にも、大量に家に本があったが震災後に捨てようとしたところ、「土地や宝石は売っても本は売るなというユダヤ教の教えは信徒でない者にも実践する価値がある」と子どもから言われたという話が出てきます。


 本を読む習慣を小さい時期につけておくと、勝手に本を読んで勉強する子になる(それは自分の好きな分野になるかもしれませんが)


 絵本の読み聞かせの量=将来の勉強量だと言われている。


 子どもに高い学歴をつけたいと思う親は、その延長線上に、将来子供に収入の高い職業についてほしいと考えている人が多い。


 では、高学歴なら、お金持ちになれるのか? というと、お金持ちになるには、人と仲良く仕事ができる能力であったり、複数のことを同時にこなせる能力も必要になると言う。


 ハーバード大学の研究では、親子関係が良好な子、子ども時代に暖かい家庭で育ったと感じている人のほうが年収が高くなる傾向があると言う。


 それは社会に出ると、目上の人に引き立ててもらえるのかという点がビジネスにおいて利益に直結したり、出世に影響するから。


 父親・母親、目上の人との付き合いが上手い人のほうが社会で成功しやすいと。


 この話を聞いたときに、家庭を暖かい雰囲気にすること、子どもにたくさん絵本を読んであげること、家事は時短でよくても、子育ては時短だとあとで痛い目みそうだなぁと、ひしひし感じる次第です……

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る