カント
哲学を百八十度変えた男の名前。
カントは根っからの近代人であり、古代的である哲学から最も縁遠い男。
ゆえに誰にも理解できない。
なぜならカントの問題は問題ではないからだ。
ニュートン力学とユークリッド幾何学とアリストテレス論理学。全てが古びている。
カントは謂わば骨董品であり人類の大いなる誤謬なのだ。
彼の発明は多いが、恐らく凡庸なカント学者が最も彼に近い。
彼は最も凡庸な男であり。
あまりに凡庸であるがゆえに(カントの生涯から三大批判を除いてみよ)、天才たちは常にカントを間違い続けた。
カント以降の哲学史とは謂わば天才が凡才に敗北する歴史である。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます