第29話 トラブル怖くて……という人へ。 なら自己防衛すればいい! ~鉄壁を築いてやるぜぇ! ふふんっ♪~



 どうしたって相手は書き手。

 自分が書いた作品を「まだまだダメだな」と思いつつも、その一方で愛しているものでしょう。

 

 だからこそ議論がヒートアップしやすい。

 確かにそういう側面もある。



 一度でもネット上でそういう場面に居合わせちゃったら、特にトラブル怖いと思うでしょう。


 まぁ人には合う人と合わない人というのも居て、作品感想に対して議論反論じみたをする事を「普通だ」と思っている人も居れば、「終始ほんわかとしたやり取りしたいです」という人も居る。

 

 因みに私は面倒くさい人種なので、「求めた時には真面目な答えが欲しいけど、そうじゃない時はほんわかやりたい質であります。

 つまり「突然否定的な意見を貰っちゃうと、怖くなっちゃうからやめてくれ」という、いわゆる結構な気分屋です。(笑)


 そういう私にとって書き出し祭りの感想依頼(自分が依頼を出す側の時)は、評価的なコメントの要/不要を聞いてくれるので、とってもとってもありがたい。



 ……と、ちょっと話が逸れちゃったので戻しましょう。

 

 つまり、世の中には色んな価値観の人が居ます。

 そんな中で互いに嫌な気持ちにならずに済む方法は、究極的には『自分を相手に知ってもらう事』だと思うんです。



 でも、初対面の人に対して「私の事をちゃんと知って!」ってちょっと無理、ありますよね?(笑)


 なので私、感想応募の際に一つ、読んでもらう物を増やしました。


 その名も……『野菜ばたけはこんな人』!! (ドヤッ



 つまりそこで自分の


 ①普段の読書傾向

 ②作者としての実績

 ③私そのもの(性格的な部分)


 について言及し、「こんな私で良かったら、作品感想書きますよ!」という応募の仕方にしたんです。

 で、その中(③)に、ちゃっかり「争いごとは怖いです……」と書いてアピール。(笑)

 それに加えて、実際に争いが起きないような感想も心がければ、きっとそれが口だけじゃないと皆に分かってもらえる筈です。


 その他にも『作品に対するプチ指摘ポイント』を『「惜しい!」ポイント』と書き換えて、喧嘩腰を和らげる。(笑)


 え?

「野菜さん、一体どれだけビビリなの?」って?


 えぇ私、めっちゃビビリですけれど。(まがお ←笑



 因みにですね、感想を貰った側の人は、期待したような密度の感想が来なかった場合、ちょっとガッカリしちゃう事って普通にあると思うんですよ。

 その結果、ガッカリが不満に変わっちゃってちょっとキツイ返しが来る事もあるかもしれない。

 

 私としては、そういうトラブルも悲しいなぁと思うので、①普段の読書傾向と②作者としての実績を書く事で、「普段読まないジャンル作品の感想は多分ペラいです。というか、そもそも私アマチュアなのでそんなすごいの書けないよ?」をアピールして理想高い系の方々の心を落ち着かせておきます。


 もしかしたらその結果「じゃぁこの人には依頼しなくていいかなぁ」ってなっちゃうのかもしれないけど、私は依頼数よりトラブル防止の方が大事なので、それはそれで仕方がないと割り切っています。



 そしてそういった諸々を読んで欲しいから、敢えて募集時の記入内容も細かめに作っていたりします(最後には必ず、野菜ばたけを褒めさせる。笑)。


 いわゆる踏み絵のようなもので、ちゃんと書いてくれてる人は『こんな人』も読んでくれてるんだろう=大丈夫だろうと判断してお受けしています。


 もう一度言いますが、野菜ばたけ、チキンなので!!



 ただその代わり、それほどまでの労力(色々読んで書いて応募してくれる)を費やしてくださった方々ですから、きちんと愛の籠った感想文を返すように心がけています。

 言い回しは勿論ですが、ちゃんと作品を深く読み込む事にも重きを置いているので、募集から感想プレゼントまで、総じて濃いという結果に。(笑)


 読み手としての率直な意見ではなくなりますが(何回も読み返してから感想を書いているので)、その代わり「このこだわりに気付いてくれるとは!」と喜んでくださる方もいるので、私の場合は予防線のお陰で需要(私の「せっかくやるならちゃんと作品を読み込んで感想を書きたい」)と供給(相手の「こんな感想が欲しい」)は、ある程度うまく噛み合ってるんだと思います。



 もちろん「これを真似してね」という訳じゃないです。

 っていうか、自分の『やり過ぎ感』は重々自覚してます。(笑)


 ですので、「こんなやり方もあるのねぇ」と思っていただき、良いとこ取りをしてもらえれば、トラブル防止に役立てられるんじゃないかなって思います。




 さぁて、ここまで読んだ諸君!

 これで全ての憂いが晴れた事だろう!

 

 きっと「私もちょっと書いてみよ!」と思った人もザックザクの筈!!

 という事で、最後に注意事項を書くぞ!

 次のページで。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る