第245話 化け物から逃げる

ある男は腕がたくさん生えた化け物から逃げていた。


そして下の見えない穴の中の途中の壁に穴を開けて秘密基地を造って隠れた。


この秘密基地というのは、落ちている途中の穴の中にしか入り口が無いため、穴に落ちないと絶対に入れない仕組みになっていた。


落ちてちょうど地下二階ぐらいの高さにしか入り口がない。


これで腕がたくさん生えた化け物にバレることはない。


もし来たとしても底の見えない穴の中へ落ちていくだけだ。

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