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詩
@mi423
無題
私は空を飛んでいる
遠い空の向こうから、この街を見下げている
頭がぐわんぐわんと揺れて、自分が誰なのかわからなくなる
私の後ろに、ナイフを持った男がいる
その男は、僕と同じ姿をしている
姿形を真っ黒に塗りつぶされている
心が天に登っていく
あなたさえいなければ
ぼくはこうではなかったのに
ぼくはどうでもなかったのに
ひどく底なしの浮遊感
足ばかりがふわふわ浮いて
天地がひっくり返っている
空には足はつかないよ
ぼくの心は宙ぶらりん
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