となりの席のお友達

深亭嶌ゑ(しんていしまえ)

暗闇に浮遊する人魂たち

「ここは…どこだろう…」目を覚ますと薄暗い場所に居た。奥へと進むと暗闇になっていき、大勢の人魂(ひとだま)が列になって並んでいた。自分も一応並んでみることにした。どんどんと前に進んでいくと窓口のような門が見えてきた。

そこを自分も通過しようとすると一枚の紙を渡され、両隣一人ずつに黒色と白色の人魂もグループで行くことになった。その紙には、【灰・窃盗罪?】と書かれていた。両隣の人は紙を隠して見せないようにしていたが、こそっと覗いて見てみると左の人は【黒・殺人罪】と書いていて、右の人は【白・死守】と書いていた。どうやら前世に関係しているらしい。自分含めてその3人と一緒に前に進むと、新たな門が3つ現れた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る