第弐拾陸話
その日は友人とリモート飲みをしていた。
最近は、なかなか居酒屋に行くこともできず、久しぶりということもあって、かなり長い時間飲んでいた。
飲み始めて、二時間ほど経った九時頃、友人の部屋のインターホンが鳴った。
しかし、友人は全く動こうとしない。
私が、そのことを伝えると、友人はインターホンなど鳴って無いという。
私も酔っているし、勘違いなのかと思っていると、もう一度インターホンの音が聞こえる。
今度は確かに聞こえた。
だが、友人は鳴ってないという。
おかしな事があるものだと思っていると、友人の部屋の玄関が閉まる音がした。
そして足音が近づいてくる。
友人は一人暮らしのはず……誰か他の友達でも呼んだのかと思っていたのだが、彼女の後ろに映ったのは……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます