優秀なひと
就業面接でA社の採用担当者は言った。
「わが社はじぶんでものの可否を判断し、じぶんで責任がとれる、そういう人材をもとめています」
面接に来ていた男は髪を短く刈上げ、仕立ての良いスーツを着た、いわゆる出来る人間を絵に描いたような男であった。彼は利発そうな声で答えた。
「わたしはじぶんで判断をし、じぶんの尻はじぶんで拭く、貴社の求める人材にぴったりだと愚考します」
「うむ。よろしい。ではさっそく前職の退職理由からおきかせいただけますかな」
「はい。退職理由はじぶんで判断をし、じぶんでケツを拭いた結果であります」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます