第20話 白い虹 砂の橋 (第四章 ご主人様は奴隷様)

此処は砂漠の王国 紺碧の空に白い砂が舞う


白い虹・・砂の橋  その白い砂の橋を守り、取り囲む白い光の虹

紺碧の青の拡がる空に向かい、 白い砂が音をたてて、轟音を上げて、

つき上がってゆく


空にかかる 白い虹のような砂の橋がかかってゆく


魔女は笑う

「そう私がそなた達の定め・・運命を予知した者 だ」


「乙女の姿に荒々しい獅子の心を持つ者よ 美しき乙女 、兄が儚い(はかない)

カナリアなら ば」


「アーシャハ、お前は砂漠の鷹 、そなたの願い事をきいてやろう」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る