第13話 舞台裏と学友の皆さまの・・うふ💛(第三章・傾国美人は舞を舞う)

冷や汗を流しながら?何も言えない少年ナジュ

ナジュは かくして、特訓の末に どうにか舞をマスターしたのだった!

パチパチパチ!


かくして、踊りとイナバウアーをマスターして、 祭りの当日を迎えた 。

楽屋裏でのナジュ

「会場内のお客様たち、 どっかで見たような顔があるような・・」

「見た事のある顔の皆は僕と同じくらいかな 」緊張もありつつ、ドキドキのナジュ


女官長は にこやかに こう言う


「以前、ナジュは 奴隷の身分に落とされる前は 学校に通ってただろう」

「なんでも 祭に出るらしいと 噂を聞きつけて 、心配して見にきたらしいね」

女官長の一言


「僕は 今、女装してますが・・

しかも化粧に かなり、きわどい衣装ですが・・(涙) 」


「そんなに言うなら、この髪飾りで顔を少し隠して きっと、気がつかないよ 」


「この後の舞台では?楽師で演奏するんだろう?

「その時に手でも振ってやれば いいんじやないかい…?」女官長


「はぁ・・」ナジュは力なく答えてはみた。

「ほら、行って 行きなさい」


だが・・


だが、実は学友御一同様は 少年が女装して踊る事を 

何故か 当然のように知っていたのだった!


し・か・も

「楽しみだな うふふ  あのナジュが女装して踊る」

「あの美貌の彼が女装して舞を舞う!」


皆、目が期待で血走っている。


「西の軍団長さまの提案らしいが 実に素晴らしい企画だ」

「学校内でも隠れファンが多く

誰が彼の隣に座るかで いつも男女ともに?すごい騒ぎだったよな」


「本人は  ほえほえした性格上 気がついてなかったけど・・

奴隷の身分に落とされたとはいえ  無事に生き残って?隠れファンが

どれだけ喜び泣いた事か・・」学友の皆さま方


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