第22話 優しさは待つこと


人を傷つけるひとがいる


僕もよく傷つく


幼少期、大学生、社会人、いま


僕はいつも悲しかった


なぜ理解されないのか

なぜ傷つけられるのか


理解はできない

常識がわからない

正しさ 正義 幸せ 価値観

すべてがわからない


違うことを違うとただ理解して欲しい


理解してほしいとはその意


ただそれだけ


あなたは私ではない


私はあなたではない


いつかその意味をわかることを祈りたい


神頼みではない


ただただ待つだろう


愛情が深ければ深いほどに伝わらない


優しさは相手を待つことだ


優しさは相手を信じて待つこと


信じることは辛い


信じることが生きることなのか


僕は生きるのだ


優しさに集う同士とともに

僕等は今日も優しさに生きるのだ

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