能無し性欲セクハラド変態ゴキブリ
数年前、まだ
「あ♡穂結ちゃ〜ん♡わざわざありがとうねぇ〜」
((うざい!))穂結はその感情を表に出さないようにして応答した。
「いえいえ。それでどのような御用でしょうか。」
ド変態はさらにニタニタして穂結の耳元で言う。
「穂結ちゃんさぁ、偉くなりたくなぁい?もしおじさんと何晩か遊んでくれたら、おじさんが穂結ちゃんのこと偉くしてあげる♡どぉ?」
穂結は心底呆れていた。
(このド変態、名前を『ド変態』じゃなくて『能無し性欲セクハラド変態ゴキブリ』かなんかに改名した方がいいな…)
なんて考えながらキッパリと言う。
「お断りします。そんなことして手に入れた地位など毛ほども嬉しくありません。」
それでも、能無し性欲セクハラド変態ゴキブリのニタニタは増す一方である。
「またまたぁ〜そんなこと言ってぇ〜」
穂結はイライラが限界になった。
「はぁー。そんなこと言って良いんですか?そんなこと言ってると誰かに足元すくわれますよ?例えば私とかに。」
この言葉を聞いた能無し性欲セクハラド変態ゴキブリは、顔が面白いくらい真っ青になった。そして無言で出ていった。その後、このことをおっちゃんに報告した。
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