第3話 もう嫌だ!

「帰り飯食っていこうぜー」


やっと一日が終わったと思ったら、なんと飯に誘われたのだ。前の俺には到底あり得なかったことだ。


だが金がない、言い忘れていたが俺は生粋のオタクなのだ。お小遣いはすべてグッズにつぎ込んでいる。だから断ることにした。


「ごめん、金欠だからまた今度で!」


「はー?付き合い悪くね?てか夏休みバイトしてねーのかよw」


そう言って俺の前からは立ち去ってしまった。ただ誘いを断っただけでこんなことを言われるなんて思ってもみなかった。


これが陽キャってやつなのか?辛い、辛すぎる、俺にはこんな生活耐えられない。

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