第33話 本作の世界観解説その2

前回は本作の世界観とカードゲームのHPについて説明しました。

今回はこのゲームに使われるカードについて説明します。

これも「日ノ本お菓子道連盟」の審査によって認められたカードを使うことになっています。


基本的には将棋の駒のような感じで、コストの低い汎用カードとレアカードがあります。


面白い点として、汎用カードでもその地域ごとに微妙に攻撃力や守備力や効果が異なっており、例えばしまづの汎用カードである「がるかん」は攻撃力が強く、守備力は普通、特殊効果については苦手となっています。


また、一定のHPを「日ノ本お菓子道連盟」に支払い、かつ自分の企業の研究開発を行うことで、レアカードを作成することができます。


オダカンパニーは企業の成長力がすさまじいためにHPが大きくなりましたが、さらにその豊富なHPを使いレアカードも沢山開発することでさらに力を強めることが出来ました。


このレアカードの存在がかつては各企業に一つづつしか持てず、勢力の均衡を保つ一つの重しでした。

しかし、これも先ほど述べたオダカンパニーの企業力と、軍団長制という新制度によってバランスを壊されてしまいました。


日ノ本には他にも沢山のお菓子企業があり、たとえば北にはDATE組とすんだ餅、甲府には「ゲンジたけだ」のしんけん餅、三河には焼き味噌饅頭、中国地方にはもうり連合のもみし饅頭、さらに九州にはたちばな商店、りゅうぞうじグループ、老舗のおおともなど多種多様な企業とお菓子が存在していました。


このように、日ノ本のお菓子の勢力図が変わろうとしている今、かつての戦国時代のように各企業は生き残りのため、真剣に企業努力とカードゲームでの勝利を目指して突き進んでいきます。


※ここに上げられたお菓子は基本的にはフィクションであり、実在のお菓子、団体とは関係がありませんのでどうぞよろしくお願いします。



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