第41話 お化け屋敷

 お化け屋敷。

 超、苦手なんです。特に、【自分の足で歩いて行かないと出口にたどり着けないタイプ】のは。

 乗り物乗って行くのであれば、怖かったら目瞑ってれば、そのうち出口まで運んで貰えるのでまだいいのですけど。

 あ。

 TDLのホーンテッドマンションは、大好きですよ!

【セーフティーバーはわたしが上げる】

 ふふふ・・・・最後のセリフがいっつも楽しみだったりします(笑)暫く行けてないですけどね。


 さて。

 そんなわたしですが、過去に無謀にも【自分の足で歩いて行かないと出口にたどり着けないタイプ】のお化け屋敷に入ってしまったことがあります。

 今回は、その時のエピソードをふたつほど・・・・


 ●文化祭にて

 わたしが通っていた中学校は、中高一貫校だったので、同じ敷地内に中学も高校もあって、文化祭の時期も一緒だったのです。

 中学2年だったかな・・・・37話で紹介した「チョンちゃん」と一緒に、高校のとあるクラスがやっていたお化け屋敷に、2人で挑戦したのですよ。

 だって、お化けなんて絶対高校の先輩だし。

 教室の中暗くして、椅子とかで迷路みたいな感じにして、脅かすだけでしょ?

 大丈夫大丈夫、なんて。

 ・・・・わたしたち2人とも、きっと文化祭の雰囲気に飲まれていたのでしょうね。

 どちらもお化け屋敷が大の苦手だったというのに。


 お化け屋敷って、結構人気でしてね。

 順番待ちの列に並んでいるときは、余裕綽綽でワクワクしながら並んでいたのですけど。

 いざ、わたしたちの番になって、教室の中に入ったとたん。


 ふたりして、その場から一歩も動けなくなってしまったという・・・・


 でも、外ではまだ待っている人がたくさんいるし。

 見かねたお化け役(おそらく、一番最初に脅かす役だったお化け役の先輩)に、結局出口まで案内してもらったのでした。


 そんなわたし。

 自分が高校になった時に、なんとクラスの出し物が『お化け屋敷』になってしまったのです(+_+)

 お化け役なんてほんと勘弁して!暗いし怖いしっ!

 だったので。

 真っ先に受付役に立候補して、いらっしゃるお客様の誘導に徹していました(笑)

 どこに誰がいて何を仕掛けてくるか全部分かっていたけれども、入る気にはなれなかったなぁ・・・・


 ●とある遊園地のお化け屋敷にて

 あれはまだわたしが小学校の低学年だったとき。

 従弟(年下)2人と一緒に、お化け屋敷に入った。

 ・・・・なんで入ったんだろう?しかも子供だけで。

 おそらく、母も伯母も来ていたと思うんだけど。


 恐る恐る中に入ったちびっこ3人組。

 わたしはそもそもビビリなので仕方ないとして、頼みの2人もちびっこ過ぎて、全然頼りにならなくて!

 結局、入口から少し入ったところで、3人で右往左往することに。

 そのうち、後ろからとあるカップルがやってきまして。


 本当に、今から考えると申し訳ないことこの上ないのだけれども。


「ついていって、いいですか?」


 ってお願いして、そのカップルの後についていかせてもらったのでした(^^;


 もしそのカップルが付き合い立てとか付き合う直前とかで、女の子の


 キャーッ!&抱きつき


 を期待していたとしたら・・・・マジで申し訳なさすぎるっ(>_<)

 でも、なんせ小学校低学年以下のちびっこ3人組は、その場から出ることに必死過ぎて、そのカップルに縋ることしかできなかったのですよ・・・・

 ほんと、今更ながら、ごめんなさいm(__)m

 幸せなご家庭を築いていらっしゃることを祈ります・・・・

 こんな、見も知らない子供3人と一緒にお化け屋敷回ってくれるカップルなら、絶対にいい人間違い無しだもんね!

 うん、きっと大丈夫なはずっ!

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