拝啓愛しの君へ

永遠

第1話 男視点

君が静かに溶け込んでゆく夜の景色。

僕は無言で見つめることしか出来なかった。

僕らの物語は未完成のままで終わるんだ。

もしかすると最初からパーツが足りないパズルのようなものだったのかもしれない。

完成間近になりやっと僕らのパーツが足りないことに僕ら自身気づいたのだろう。

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