第4話 ○月××××日
起床より体調的には問題なし。ただ、まだ左肩に違和感が残っている。左肩の可動範囲の制限は困りものだった。今回というか接種による反応が初めてだったらもっと困っていただろう。実は初めてではないのだ。左肩の挙上が痛くて可動域が狭くなった体験は。以前、雪道で転倒したことがある。その時に左肩を激しく打撲。結果、左腕を上げると激痛になった。軟膏や湿布等で対応。ただし、右手で処置するためテーピングはよれてしまう点は一つや二つではなかった。入浴や着替え、調理時などに反射的に動かそうとすると痛んだ。だから、痛まないように工夫した。左上腕部を脇に接着、動かすのは肘から下のみ。その状態でがっつり曲げれば指先は肩まで届く。結構上まで行くもんだなと。肩を起点として動かしていた腕がどんなに楽をしていたか痛感。逆に言うと、肘を起点として下腕・手を動かすだけでも結構動くもんだなと。持ち上げられる重量の限界には目をつぶるしかなかった。この経験があったから、今回の接種による肩の痛みによる可動域の制限にもそれなりに応じられた。ただ、触れてしまった時の痛みは並ではなかった。目測を誤って壁に擦れてしまった、汗をかいた体を拭こうとして思いのほか強くこすってしまった、などなどの時の痛みは思いっきり肩パンされた時のよう。それも徐々におさまって来た。
もう明日あたりは9割以上回復していることだろう。
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