第37話 ハリウッドスター
「それで次の日仕事なんでしょ、朝一。30日に帰ってくるでしょ、9時とか10時に。で仕事が溜まってるわけじゃん」
「うん。だから何?1日?違う。31日にマッハで仕事やって」
「絶対無理だよ!」
「何?」
「だって31日の朝一から仕事なんでしょ?打ち合わせなんでしょ?」
「そだねぇ。ま、打ち合わせ行って午後1時半からまた打ち合わせ」
「でしょ?だとしてさ」
「で、次の1番遅い便で福岡に」
「ちょちょちょちょっと、それはちょっと可哀想すぎる」
「可哀想っても、そうしないとね」
「んん」
「福岡行って、1日の日帰ってくる」
「1日行って2日にまた入間だっけ?」
「違う。だから1日に福岡から帰って来て、その日はこっちで打ち合わせやる」
「あ、その日に?」
「うん、2日の日にね」
「うん」
「1日の日に帰って来て、1日の夜か、もしくは2日の、違う、2日の早朝の1番早い便」
「で2日も打ち合わせが入ってるんでしょ?その絶対動かせない。え、2日の早朝の便で帰ってくる可能性もあるの?」
「そう。そうすると1時半からだ」
「2日はね」
「始発の飛行機で帰ってくれば間に合う」
「ちょーーーっと待ってwハリウッドスターなの?」
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