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  • 第十二章 判決への応援コメント

    色々間接的に知った知識をお持ちのようですが、終始作者の私見(顕著なのは「普通は高校生の女子が同級生の男子を下の名では呼ばない」といった決め付けなど)による展開が多く、また、展開も一本調子で起伏もなかったため、レポートを読んでいるようでした。
    他にも、被害者の髪を切っていたのは殺害前か、殺害後か、定まっていません。
    犯人がわざわざ一見して「怪しい」と思われる服装で犯行直前以外のストーキング(このストーキングする行為についても、合理的且つ必然性のある理由は語られていませんね)していたのか。これだけ目立つ格好にも関わらず、なぜ目撃者が一人しかいなかったのか。
    上げればキリがありません。
    物語のリアリティとは、実際の捜査機関の細かい描写をすれば生まれる訳ではありません。
    その意味で、リアリティもなく、説得力がない、あるシリアルキラーのレポートでした。
    あと一歩、読者を楽しませることさえ出来れば、デビューもできるかもしれませんね。応援しております。