第2話 抜け毛

このゲームの醍醐味は禿げ伝説もあるが、ユーザーで徒党を組み対人して勝ち取るってのも面白みの一つだ


そして大手のギルド、毛根死守会俺は入りたく面接を受けることにギルドマスターのぬ王様に面接にきた!


彼はフサフサで未だにこのゲーム内で禿げた事はないらいし猛者らしい、いかに自分の毛根を守るかを研究して未だにフサフサだと言う逸話を持っている人物らしい


そして別名「光の王」


取次の女官に促され、俺は緊張で唾をのんだ。

そして、重々しい面接の会場の扉が開く

その向こうにまばゆい光を放つ王が・・・

さすがにゲーム内で「光の王」と言われるだけの事はある。目が眩むようなオーラを感じて俺は思わず後ずさった


俺の毛根に未来はあるのか!

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