第16話デートをしよう短編で後編
月夜さんの家でオヴァンゲリオンを見た。
香水のいい匂いがする。すぐ家の部屋に上げてくれたし片付けできる人なんだ。
この虚構と現実の充実ぶりに俺は涙をこらえていた。
それからのことは舞い上がって覚えていないというか人生デビューしてから一番の思い出だからどぎまぎしていた。
覚えているのは、
「月夜さんじゃなく月夜ってよんで、私も京次朗ってよぶから」
という進展だった。夕飯の時間になった。
「京次朗、またね!」
「またな!月夜!!!」
妹にこのことを話すと、
「兄貴のヘタレ」
と、言われた。どこが!?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます