第9話お金の使い道

神様部員全員集合しました。

「お主らの働きじつにあっぱれ賽銭がウハウハじゃ、今日はやすんでよい。なんじゃ質問があるならはっきり言え」

くに部長が、

「1億2000万払っても神格が上がっていないのはなぜだ」

詰問だな質問というより。

「我らは信仰心で強くなる、商売ではそうなならんのじゃ」

「じゃあ何に使っている!」

「我らの息抜きに使っておる、バブルの時は新宿や銀座でブイブイいわせておった。いまはPS5やスイッチ、箱、スマホゲームにはまってのお主らの部長の家でブイブイいわせておる」

「神様の諸君PS5の抽選に当たったのか?」

「わしの幸運で一撃必殺よ明日届くぞ」

「神様の諸君でかした…と言いたいところだが協力者である我々にも福利厚生があってしかるべきだ」

「抜かりないぞそこら辺も。ディスティニーランド貸し切りを頼んだぞ。それが今日じゃ」

「「「「「「「やった流石神様」」」」」」」

全員ハモった。

俺は大事なことを聞いた。

「妹もいいですか?」

「わしらにゲームの面白さを教えてくれた大切な友人じゃからの、当然良い」

黒闇ちゃんはどうしたのだろう?いないのか?

「妹はある霊装の調整中じゃ、終わったようじゃの」

「お待たせしました。私のオートで発生する呪いや不幸を中和する霊装に着替えました…」

ミニスカメイド服にニーソックス。誰だこれ作った奴…。

「ミニスカロリメイドはサイコーだぜぇ。昨日頼まれた後徹夜で作った俺天才!!!」

石井さん…天才というより変態だ!

「うう…そんな目で見られるとは、神罰を与えましょう。後日!!」

本町さんがゆりえを連れてきた。

「すごい一瞬で移動した!」

「すごいやろ」

「犯罪者になったら駄目だよ」

「しっかりしとるな赤井君の妹はんは」

ゆりえが目を輝かせて、

「大黒ちゃん黒闇ちゃん貸し切りって本当!明日は土曜日だから閉園まであそぼう!!」

ゆりえはあることに気づいた。

「そのメイド服、黒闇ちゃんの趣味じゃないでしょ!変態のしごとだ!」

「確かにそうです…だが罰ゲームなので脱げません」

「ゆりえ、その変態は石井センパイだ。このひと」

「キモイ…最低」

「ゆりえちゃんその目で俺をもっと見てくれ!!」

「視界にいれたくないほどキモイ!」

「さぁみなはん集まってディスティニーランドへひとっ飛びや!」

その夜俺たちは豪遊した!ゆりえは子どものころ身長制限で乗れない絶叫マシンに合計10回乗って嬉しそうだった!人生デビューしたばかりの俺に思い出ができた!デスティニーランド最高だぜ!

後日石井の家からロリグッズが全て消失した。犯人は神様だから泣き寝入りだと1日号泣したらしい…。自業自得だ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る