夏休み

豆腐

第1話

私は橋本まり。高校1年生。高校生活も徐々に慣れ始めていた。友達も出来たし、クラスは平和で居心地は悪くなかった。


ー休み数日前ー

「やっと夏休みだ〜!」「絶対遊ぼうね!」

「私ほとんど部活だー(泣)」

皆といい夏休みにしようと色々話していた。


ー休み前日ー

「今日は午前中で帰れるー!」「アイス食べて帰ろ!」「今日も部活あるんだけどー」

いつも通りの話しをしていた。大掃除やワックスがけを終え、あとは帰るのみとなった。

私「ここ(※1)も一緒にアイス食べよー」

ここ「どうしようかな、、、お金ないんだよね(汗)」

ここ「、、、やっぱり行く!」

私「やった!」

私「あれ、ゆりちゃん(※2)まだ帰ってきてないの?色々喋りたかったのに…」

寺か(※3)「どうすんの?待つの?」

この日は猛暑で扇風機や冷房は手放せなかった。

寺か「外でさくらちゃん(※4)待ってるよ?こんな暑い中可哀想だよ」

私たち4人(寺か、さくら、ここ)は今から近くにあるアイス屋さんに行く予定。そのためにさくらは先に自転車を取りに学校の外に出たのである。

私「うーん。まだ来なさそうだけど、喋りたい事あるんだよな、、、」

寺か「早くしないとさくらちゃん熱中症なっちゃうよ」

私「、、、、、、しょうがない。ゆりちゃんは諦めるよ。」

明日から会えないから沢山話したいことがあった。だからすごく心残りになった。

私「じゃ行くか」

寺か「行こー」

私「ここ行こー」

(荷物を持つ)

私たち「じゃあねー!楽しい夏休みを過ごしてねー!バイバイ!」

心残りはあったが笑顔でアイス屋さんに向かった。


※1 ここ…同じクラスで同じ電車通学の子。たまに学校帰りに遊ぶこともある。

※2 ゆり…隣の席の子。好きなYoutuberが一緒で意気投合した。

※3 寺か…寺田かのん。昔から習い事が一緒で1番頼れる友

※4さくら…同じクラスの明るい子。自転車通学

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