十二支をダークな感じで覚えませんか?

崇期

十二支の道は恐怖に通ず


 私の友人で有名大学を卒業して博学でいらっしゃるのに、「どうしても十二支が覚えられない」という人がいるんですね。


 もともと、子、丑、寅……と時間や方角を表す抽象的なものだといわれますから、これが覚えられないならわかるのですが、人々が親しみやすいようにあてられた「動物」の方が覚えられないみたいなんです。


 十二支の動物を登場させた昔話も有名ですよね。しかし今回は、十二支を順番に覚えるためのブラックな文章がありましたので、そちらをご紹介します。







願いは消えたらいい、星も消えたのだから (ね・ねずみ)




後ろは崖、前には敵がちょうどいいんだ (うし)




トランクの中の親友に捧ぐ (とら)




う、うう……大丈夫です、倒れる前にやっておきます (う・うさぎ)




竜巻と竜巻の間の地域も油断しないでください (たつ)




見に行ったよ、マグマ (み・へび)




うまくいけば失敗できるはず (うま)




羊を九十九匹見失う毎日 (ひつじ)




猿轡さるぐつわをかませられた写真 (さる)




取り引きに応じたかったな…… (とり)




犬死いぬじにする主人公は少女漫画でも見られます (いぬ)




猪鹿蝶いのしかちょうさかずきで「ジビエ鍋」(6点) (い・いのしし)






 いかがでしたでしょうか? 


 また童謡『メリーさんのひつじ』の歌詞の意味が実は怖い、という噂がインターネット上で取り上げられて久しいですが、怖くない内容に変更された替え歌『ベリーさんのイチゴ』『ラリーさんの打ち合い』も次回ご紹介する予定です。



 どうぞお楽しみに!!



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