2024年6月5日 佳作(1作品)

   

 6月最初の水曜日。

 夕方ひとつ発表がありました。



2024年6月5日 佳作(1作品)

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第218回「お花見」

(3作品応募)




 この「超・妄想コンテスト」は毎月2回開催なので、結果発表も同じペース。水曜日に発表されることがほとんどであり、前回の発表はちょうど2週間前、さらに今回の予定は「6月上旬」となっていたので、本日発表があったこと自体は想定通りでした。

 ただし、肝心のコンテスト結果そのものは驚きです。今回は新規執筆の1作品を含めて3作品を応募していたのですが、既存作品の方のひとつが「佳作」に選ばれていました。

 コンテスト受賞です!


 応募した3作品とも自分では気に入っていた作品ですが、でもコンテスト応募作品としての自信はなく、今回は特に期待していない回でした。

 このエッセイでも最近何度か記してきたように、このコンテストの受賞作品は、文字数上限である8,000文字ギリギリの作品が多い印象。まずその意味で、今回の私の応募作品はどれも文字数が中途半端でした。新規作品も約4,600文字でしたし、既存作品の方はコンテスト応募用に書いたものではないので、当然のように文字数を意識せずに執筆しています。今回の2作品は、約6,200文字と約3,800文字でした。なお佳作をいただいたのは「約3,800文字」の方です。

 内容的にも、どれも「自分では気に入っている」という自己満足程度で、コンテスト評価は悪いだろうなあという予想でしたし……。さらに今回のテーマである「花見」へのアプローチで見ても、特に佳作をいただいた作品に至っては、桜の花見ですらない! 冒頭に言い訳じみたこじつけを書き加えて、無理矢理「花見」テーマを消化した作品でした。


 以上のような具体的な理由とは別に、心情的にも「今回は自信ない」「今回は特に期待していない」というポイントがありました。

 同じ「超・妄想コンテスト」の第216回、2024年5月8日の落選カレンダーで書いた件です。あの回は渾身の応募作品があり、受賞は逃したものの、その下の枠「優秀作品」には入ることが出来ました。一応「優秀作品」として評価されたにもかかわらず、それまでにないほど頑張って書いた作品だっただけに、受賞に届かなかったことが凄く悔しかった!

 あれがあるから余計に今回「あの時の作品で受賞できなかったのだから、受賞は本当に難しい。今回の応募作品だったら、どう甘く見ても『優秀作品』どまりだろう」などと思っていたわけです。


 そんな回のコンテストで受賞できたのですから、まさに嬉しい驚きです。

 このような予想外の出来事も起きるからからこそ、コンテスト応募は面白いですね。

 この「超・妄想コンテスト」に限らず、私の活動全体で見ても、コンテスト受賞は本当に久しぶり。

 これまでの受賞は、2021年9月「ステキブンゲイ」あるあるジャパンコラボ!コンテスト優秀賞、2022年1月「エブリスタ」超・妄想コンテスト第161回「変身」超短編賞、2022年9月「エブリスタ」新星ファンタジーコンテスト第7回「料理/グルメ」佳作、2023年3月「エブリスタ」新星ファンタジーコンテスト第10回「スローライフ」入賞の4回ですから、4月から3月を一年とする「年度」で区切れば、2021年度と2022年度に2回ずつ。昨年度(2023年度)は一度も受賞できなかったのですから、いかに「久しぶり」なのか、よくわかりますね。

 ただし「受賞」にこだわらず、ただ「超・妄想コンテスト」における評価だけ見ていくならば、先ほど例に挙げた第216回の「優秀作品」は、前々回の「超・妄想コンテスト」の話。わずか一ヶ月でまた評価されたことになりますね。

 なんだか凄い気がします。このペースが今後も続くのであれば、まるでコンテスト高評価の常連になったみたいですが……。さすがに「今後も続く」は無理でしょうね。たまたま良い結果が短期間に集中しただけなのでしょう。


 さて、個人的な話だけで十分に長くなりましたが、いつも通り受賞作品全般の分析を。

 発表直後の十数分くらいの時点でチェックすると、受賞作品の星の数は最大550で最小10。ちなみに、私が佳作をいただいた作品は星136でした。

 受賞11作品のうち9作品が星三桁であり、久しぶりに「星の多い作品の割合が高い」という印象です。

 受賞の下の枠に関しても、星三桁が76.9%、星50以上で区切っても84.6%。最近にしては「星の多い作品の割合が高い」気がします。

 まあ星の多寡に関しては「たまたまそうなった」という可能性もあるのですが……。

 興味深いのは、今回の受賞作品の文字数です。いつもは8,000文字ギリギリが多いのに、今回は「超短編賞」以外の10作品の中に、2,000文字、2,900文字、3,799文字、4,205文字、5,343文字というように、7,000文字どころか6,000文字にすら届かないような作品がかなり含まれていました。

 今回の選考委員の方々は、文字数を重視しない方々だったのかもしれません。だとしたら、そんな選考の回だったからこそ私の作品でも大丈夫だったわけで、その点ラッキーだったことになります。

「運も実力のうち」という言葉があるように、コンテスト受賞には運も必要。それを改めて感じさせられる結果となりました。


 以上、本当に今回は長くなりましたが……。

 これで私が現在応募中のコンテストは、以下のようになりました。




2024年6月中旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第219回「エイプリルフール」

(2作品応募)


2024年6月中旬予定

「エブリスタ」未完結でも参加できる 執筆応援キャンペーン第44回「とんでもホラー」

(1作品応募)


2024年6月下旬予定

「NOVEL DAYS」三題噺バトル 第11回お題「念力」「ペンギン」「残業」

(1作品応募)


2024年6月予定

「カクヨム」SARF×カクヨム 短編こわ~い話コンテスト

(3作品応募)


2024年7月上旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第220回「引越し」

(3作品応募)


2024年7月中旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第221回「歌う」

(3作品応募)


2024年7月中旬予定

「エブリスタ」新星ファンタジーコンテスト第18回「チートなし異世界転生」

(2作品応募)


2024年7月下旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第222回「のびる」

(2作品応募)


2024年7月予定

「エブリスタ」キラティン×エブリスタ 映像化コンテスト「絶対に秘密だよ」から始まる物語

(5作品応募)


2024年8月中旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第223回「パニック」

(3作品応募)


2024年8月頃予定(中間選考)

「カクヨム」第6回ドラゴンノベルス小説コンテスト

(1作品応募)


2024年10月下旬予定(一次選考)

「小説家になろう」第12回ネット小説大賞

(205作品応募)




 応募作品数だけ増えたコンテストとしては、「小説家になろう」第12回ネット小説大賞に1作品追加。合計205作品の応募となっています。

 応募コンテストそのものの追加はありません。発表で1つ減った分により、結果待ちは全部で12コンテストになりました。

   

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