2022年1月19日 超短編賞(1作品)

   

 1月19日の水曜日です。

 2つあった「1月中旬予定」のうち片方は、いつも水曜の夕方に結果発表されるコンテストなので、発表があったこと自体は、予想していた通りなのですが……。




2022年1月19日 超短編賞(1作品)

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第161回「変身」

(5作品応募)



 いやはや驚きました。

 いくら応募しても受賞の一つ二つ下の枠にも引っ掛からず「選考委員と私の『面白い』のセンスが根本的に違うのだろう」「もうコンテストとは思わず、短編執筆のきっかけをもらえるお題メーカーくらいに考えておこう」と思っていたコンテストで、まさか受賞できるなんて……!

 ちょうど前回、


> 毎月2回のコンテントとは別物ですが、これもエブリスタのコンテストです。エブリスタのコンテストでは、なかなか良い結果が得られません。一度くらいは「完全落選」以外の結果を見てみたいものです。


 と書いたばかりでしたが、早速その通りになりました。

 言ってみるものですね。


 PCに保存してあるファイルを確認すると、私が応募した「超・妄想コンテスト」はこれが27回目で、合計66作品のようです。それほど「いくら応募しても受賞の一つ二つ下の枠にも引っ掛からず」が続いていたので、嬉しいというより驚きしかありません。

 落ちて当然と思い過ぎると、こんな感覚になってしまうのですね。

 受賞といってもかなり微妙な枠なので、そのせいであまり喜べないという可能性もありますが……。私は元々「受賞の一つ二つ下の枠でも嬉しい」というタイプなので、一応は『受賞』扱いの時点でもっと喜べても良いはず。原因は「落ちて当然と思い過ぎると」の方なのでしょう。


 今回の結果発表を見ると、「大賞」「準大賞」「入賞」1作品ずつ、「佳作」5作品、「超短編賞」「続きが読みたい賞」「トンデモ賞」1作品ずつ。以上の作品には『受賞』マークが付いていて、さらに『受賞』マークのない「優秀作品」22作品と「ピックアップルーキー」1作品が掲載されています。

 今まで意識していませんでしたが、『受賞』マークの有無だけでなく、「優秀作品」「ピックアップルーキー」になると選評もないのですね。

 私がいただいたのは「超短編賞」です。賞金などはありませんが、『受賞』マークと数行の選評だけいただける枠でした。

 改めてコンテスト説明の「賞典」項目を読み直すと、次のように書かれています。


>大賞(賞金3万円+選評)1作品

>準大賞(賞金2万円+選評)1作品

>入賞(賞金1万円+選評)1作品

>佳作(選評)数作品

>超短編賞(選評)

>続きが読みたい賞(選評)

>トンデモ賞(選評)

>※大賞、準大賞、入賞または佳作(以下、「受賞」という。)の作品はエブリスタの短編小説シリーズ「5分シリーズ」に収録される可能性があります。(収録を依頼する場合には、受賞者に別途、ご連絡させていただきます。)


 そういえば、前々から少し気になっていたのですよね。「佳作」の下にある「超短編賞」「続きが読みたい賞」「トンデモ賞」というのは、「佳作」の一部としてそこに書かれているのか、あるいは別項目として書かれているのか。

 でもどうせ自分には関係ないから、と今までは流していたのですが……。

 ちょうど今回いただいたのが、その「超短編賞」だったわけです。

 文章の説明を読むと『大賞、準大賞、入賞または佳作(以下、「受賞」という。)』ですから、「佳作」までが受賞扱いっぽい。ならば『受賞』マークの付いている「超短編賞」「続きが読みたい賞」「トンデモ賞」も「佳作」の一部という解釈が正解?

 しかし本日夕方、おそらく結果発表と同じタイミングで、機械的な連絡メッセージ――カクヨムでいうところの「新しい応援コメントが1件あります」みたいな――が送られてきた中には、はっきりと「超短編賞を受賞しました」と書かれていました。そうなると、やはり「佳作」とは別物?

 どうせ賞金もないような枠ですから、こだわる点ではないかもしれませんが……。この記述によれば『大賞、準大賞、入賞または佳作(以下、「受賞」という。)の作品はエブリスタの短編小説シリーズ「5分シリーズ」に収録される可能性があります』なので、一応「佳作」以上は次なるチャンスも見えてくるのですよね。そうなると「佳作」に含まれるか否かは重要なポイントであり、そこがハッキリしないのは少しモヤモヤします。


 とりあえずモヤモヤには目をつぶり、プラスの面だけ考えるならば、今回のことで、超・妄想コンテストが受賞の可能性もあるコンテストだとわかりました。これは大きな朗報でしょう。

 今まで「落選してから別のコンテストに使い回すのが前提の、単なるお題メーカー」と考えていて、申し訳ありませんでした。

 むしろ「落選してから別のコンテストに使い回す」の前に「受賞できるかもしれない」が挟まったことで、ダブルチャンスになった気がします。

 執筆および応募のモチベーションが上がりますね!


 何はともあれ、年明け3回目の「落選カレンダー」で早くも1つ「勝ち」が出たのは良かったです。

 これで現在応募中のコンテストは、以下のようになりました。




2022年予定

「ステキブンゲイ」第二回ステキブンゲイ大賞

(23作品応募)


2022年1月中旬予定(中間選考)

「カクヨム」第2回 角川武蔵野文学賞

(3作品応募)


2022年2月上旬予定

「小説家になろう」第3回キネティックノベル大賞

(7作品応募)


2022年2月上旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第162回「もう少しだけ」

(2作品応募)


2022年2月中旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第163回「走り出す」

(1作品応募)


2022年2月予定

「カクヨム」「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト

(3作品応募)


2022年3月上旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第164回「復活」

(2作品応募)


2022年3月中旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第165回「おめでとう」

(1作品応募)


2022年3月下旬予定

「エブリスタ」新星ファンタジーコンテスト第4回「追放/下剋上」

(1作品応募)


2022年3月予定(中間選考)

「カクヨム」カクヨムWeb小説短編賞2021

(29作品応募)


2022年4月上旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第166回「降りつもる」

(1作品応募)


2022年5月中旬予定(一次選考)

「小説家になろう」第10回ネット小説大賞

(180作品応募)


2022年5月中旬予定

「エブリスタ」新星ファンタジーコンテスト第5回「お店」

(1作品応募)


毎週発表

「NOVEL DAYS」〝ほっこりショート〟コンテスト第2弾

(2作品応募)


発表時期不明(おそらく3月上旬から4月中旬くらいの間)

「光文社ショートショート」第17回募集テーマ《絵》

(2作品応募)




 最近毎回のように応募作品数が増えていた「カクヨムWeb小説短編賞2021」には、今回は変化がありません。「第10回ネット小説大賞」は、3作品追加して180作品の応募になりました。


 新たに応募したコンテストも1つあります。

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第166回「降りつもる」に1作品応募しました。

 発表されたことで1つ減った分と相殺する形になり、今回も結果待ちは15コンテストのままです。

   

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