私の乙女ゲーム原点『薄桜鬼』シリーズ
私が乙女ゲームを知るきっかけとなった作品は『薄桜鬼』シリーズです。
無印も真改もしっかりプレイ済みです。一部の関連作品はプレイ出来ていませんが。
SSLとか、幕末無双録とか、いつかやってみたいですね。真改版をいずれ出して欲しいです。
今回は思い出深い『薄桜鬼』シリーズの感想を語ろうと思います。
全部を語るとキリがないので、今回は真改の内容を中心に語ろうと思います。
余裕があったら、最後の方で無印やアニメ版の話もします。
『薄桜鬼 真改 風華伝 for Nintendo Switch』
『薄桜鬼 真改 月影ノ抄』
『薄桜鬼 真改 銀星ノ抄』
『薄桜鬼 真改 黎明録』
私が真改でプレイしたのは上記のタイトルですね。
Switchでリリースされているものは今のところ一通り網羅しています。
主人公は「雪村千鶴」です。
苗字は固定で、名前のみ自由に変えることが出来ます。
デフォルト名のままプレイするとキャラクター達に名前を呼んで貰えます。
また、黎明録のみ主人公が「井吹龍之介(CV関智一さん)」となります。
黎明録は本編の前日譚を描いた作品であり、千鶴が新選組と出会う前、すなわち新選組が壬生浪士組と呼ばれていた時期の物語であるため、本編とは主人公が異なります。
こちらにも千鶴は登場しますが、主人公ではなく一人の登場人物という扱いになっています。黎明録では、しっかりCVも付いていて、アニメ版から千鶴を演じている桑島法子さんが担当されています。
よって、黎明録だけは乙女ゲームではなく、女性向けシナリオゲームと呼称すべきジャンルに当たります。
続いて、攻略対象の紹介。
以前、薄桜鬼シリーズの始め方について書いた時にも載せましたが、もう一度。
土方歳三(CV三木眞一郎さん)
沖田総司(CV森久保祥太郎さん)
斎藤一(CV鳥海浩輔さん)
藤堂平助(CV吉野裕行さん)
原田左之助(CV遊佐浩二さん)
風間千景(CV津田健次郎さん)
永倉新八(CV坪井智浩さん)
山南敬助(CV飛田展男さん)
山崎烝(CV鈴木貴征さん)
伊庭八郎(CV宮野真守さん)
相馬主計(CV梶裕貴さん)
坂本龍馬(CV小野大輔さん)
さて、大まかな人物紹介はこのくらいにして、そろそろ語っていきましょうか。
薄桜鬼は行方不明の父親を捜すために京を訪ねた千鶴が、人斬り集団と恐れられる新選組の秘密を偶然にも知ってしまうところから始まります。
そして、千鶴には新選組と縁があることが発覚し、そのまま新選組に留まることとなるのです。
最初に、真改では語られる物語の幅がグッと広がったという印象を抱きました。
攻略対象に坂本龍馬がいることから察せられる通り、無印では佐幕派中心の物語が構成されていた薄桜鬼に、尊王派目線の物語も追加されることとなりました。
また、新選組ではない、尊王派でもない、幕府側の攻略対象である伊庭八郎も登場し、この幕末という時代を様々な視点から楽しめるようになったと思います。
そして、攻略対象の属性も随分と豊富になり、千鶴にとって後輩に当たる相馬や、温厚で優しいお兄さん枠の伊庭、土佐弁が特徴的な人懐っこい気質の坂本と、乙女ゲームとしても真改は本当にパワーアップしたと思います。
これまでは千鶴と親密な関係になることがなかった永倉、山南、山崎についても、真改から攻略対象となったことで新たな一面を見ることが出来、とても新鮮でした。
また、従来から攻略対象である6名についても、無印の頃よりもシナリオの厚みが増していて、また新たな魅力を再発見できたと思います。無印では語られていなかったシーンが結構追加されていて、痒い所に手が届いたといいますか、「そうそう、こういうシーンがずっと欲しかったんだよ!」と公式の粋な演出に拍手でしたね。
ここからは私の本編における攻略順と推しキャラについて語っていきましょう。
まずは攻略順について。
本編において、私は
原田→沖田→藤堂→斎藤→土方→風間→山崎→山南→永倉→伊庭→相馬→坂本→雪村
の順でプレイしました。
最後の雪村はノーマルエンド、すなわち千鶴が攻略対象の誰とも添い遂げないストーリーのことです。
攻略順のオススメは……正直、気になるキャラからやってしまっていいんじゃないかと思います。「この人が気になるからやりたい!」程度の動機で十分です。
どの個別シナリオも独立していて、それぞれ異なる展開が待っているので、誰から始めても大丈夫だと思います。大半の設定や世界観は共通シナリオで語られますから、さして問題ありません。
ただ、時代の流れ、特に史実の出来事を最初に掴んでおきたい方は土方から攻略することをお勧めします。土方のシナリオが一番史実の流れに近いので、最初にやっておくと後の物語がわかりやすくなるのではないかと思います。
また、私の推しですが、無印の頃から原田が最推しですね。真っ直ぐな漢気が本当に良い。あと、斎藤と沖田も気に入っています。シナリオの展開や何気ないシーンに好きなところが多いです。
真改で驚かされたのは山崎ですね。山崎がここまで自分の好みだったとは……とプレイ後に半ば放心していたことを覚えています。
さて、そういえば薄桜鬼の新作OVAが出るようですね。
最後のアニメ化が確か御伽草子だったと思うので……5、6年振りくらいのアニメ化でしょうか。今から楽しみでなりません。
劇場版は以前にレンタルして来て自宅で見たのですが、何度見ても泣きました。後半が原作ともテレビシリーズとも異なる展開で、もう泣くしかなかった。勝手に目から涙が流れてくるんですよ、あの手の展開は。あれを劇場で公開してたって、観客の涙で上映シアターが冠水したでしょう。これこそ、まさに目から……おっと、この先の単語はネタバレになりますね(私が続けようとした単語がわかる方いらしたら嬉しいです)。
薄桜鬼の大まかな流れを知るという意味では、劇場版を見ることが一番手っ取り早い気がします。前後編の二部作でよく纏まっていました。
現在でも毎年のように新展開が続いている『薄桜鬼』シリーズ。
私にとっては乙女ゲームの原点。
これからも、誠の旗と、彼らの背中を追い続けようと思います。
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