「普通」と「常識」と「当たり前」

 これらの言葉は意味が似ていて、よく混同します。ただ、調べてみると、「常識」は社会的に基準が定められているもの、「普通」は自分の中で基準が定められているもの、「当たり前」は義務として定められているもの、というような違いがあるそうです。


 なんでこんな話をするかというと、「普通」に疑問を感じることがあるからです。


「それが普通だ」「何故普通にできない?」「自分は普通だ。お前がおかしい」などと言われることが多かった私には「普通」が嫌いであり、一方で「普通」に憧れました。


 だけど、結局それは社会通念ではなく、その人が決めた基準でしかないんですよね。その曖昧な基準に振り回されて生きづらさを感じることが、なんだか馬鹿馬鹿しくも思えてきて。


 だったら私は、私が思う「普通」を貫いてもいいんじゃないかな、と開き直りに近い気持ちになっています。


 良識を持ちつつも、自分らしさも忘れないように生きていけたらいいなあと。理想論ではありますが、そう考えてなんだかスッキリしました。

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