東堂兄弟の冒険録2『豪のゴドバ編』〜追放もざまぁもない王道のドラ〇エ風ストーリーにイケメンとモフモフがたっぷり。戦闘は頭脳戦〜

涼森巳王(東堂薫)

登場人物紹介



 東堂薫とうどうかおる

 僕。女顔がコンプレックスの東堂家の次男。以前は兄を尊敬していた。今はちょっと残念に思うが、やっぱり大好き。家計のためにショップでバイト。子どものころ両親を亡くしてるので、現在、家族は兄だけ。ニックネームは、かーくん。京都五条の町屋住まい。

 小銭拾い、小説を書く、つまみ食いのスキルで異世界無双中。


 東堂猛とうどうたける

 東堂家の長男。超イケメンだが、超絶ブラコン。職業は私立探偵。ただし、ほぼ開店休業状態。小さい雷を落とせるほどの静電気体質。

 異世界では四天王の一柱『裏切りのユダ』と呼ばれているが……?


 九重蘭ここのえらん

 以前、ある事件で知りあって以来、東堂家でいっしょに暮らしている唯一無二の美青年。猛と同い年。職業はミステリー作家。お金持ち。実家はお公家さん。

 異世界ではミルキー国のロラン王子。勇者であることを隠すために女の子として育ってきた。


 三村鮭児みむらけいじ

 同じく、とある事件で知りあった大阪の友人。しょっちゅう東堂家に泊まりに来る。

 異世界では貧乏大家族。名前はシャケ。前回の『悪のヤドリギ編』のラストで、かーくんのお金を三千億円盗んで逃げた。


 ミャーコ

 この作品に出てくるかどうかは不明だが、東堂家の愛猫。長毛種のミックスの白猫。猛にひろわれてきた。

 異世界ではかーくんのポシェット。たまに走る。鳴く。なんでも無限に入るマイバック。冒険者は必ず一人一個、(形状は人それぞれ)所持している。


 アンドーくん

 本名、安藤満。

 クラウディア村の住人で、もとミルキー城の兵士。ヤドリギにあやつられて暗殺などスパイ活動をしていた。


 スズラン

 ロランの双子の妹。祈りの巫女であり、職業をつかさどるマーダー神殿の巫女。

 ほかに予言の巫女、夢の巫女という巫女がいて、三人そろうと何かが起こる。


 ワレス近衛騎士隊長

 かーくんの書いてる小説の主人公だが、異世界で遭遇。パラレルワールドの住人らしい?

 金髪碧眼の超絶美青年。現状、世界最強の人間。ほとんどの職業をマスターしてるらしい。


 クルウ近衛騎士副隊長

 同じく、かーくんの書く小説の登場人物。長い黒髪の美形。下克上というスキルを持ち、パーティー内に自分より数値の高い人物がいると、その人より自分のステータスが1上がる。


 ナッツ

 前回の話で、お母さんを悪い魔法でモンスターにされ、かーくんたちとともに戦った少年。今は魔法の毒の後遺症で眠ったままのお母さんとノームの村に残り、修行中。


 ぽよちゃん

 スライムとならんで最弱のウサギ型モンスターぽよぽよ。ロランの技で仲間になった。ぽよぽよ草が好物で、ふだんは「キュイ」ご機嫌だと「ピュイ」不機嫌だと「ギュウ」と鳴く。


 たまりん

 火の玉(人魂)型のモンスター……だが、どうも、もとは人間だったらしい。人間のころはプラチナブロンドの巻毛のものすごい美少女だった?

 なかなか人間に戻れないが、じつはこの話のヒロイン。


 クマりん

 ピンク色のテディーベア型モンスター。仲間呼びでテディーキングになる見ための可愛さに反してめちゃくちゃ強い。


 ケロちゃん

 石化舌攻撃が得意なカエルのぬいぐるみ型モンスター。わりと自己主張の強い困ったちゃん。


 バラン

 黒いぽよぽよに乗った小人の騎士(バラの精)。高い防御力とHPを誇り、守る、かばうでパーティーを補佐する壁役。装備品の薔薇水晶の杖のおかげで、毎ターンの始めに自分の各ステータスが100ずつ上がっていくズルイ特技を持つため、鉄壁。


 シルバン

 合成で使用するとても貴重な銀晶石のボディーの、やや小型のゴーレム。身長は一メートル五十センチほど。魔法はいっさい覚えず、かわりに剛力を発揮する。敵を石化(銀晶石化)するミダスタッチが得意。


 モリー

 森スライムというグリーン色のスライム。変身でパーティー内の仲間に化けることができ、さらに仲間になったスライム系と融合して技を覚えていくラーニングが可能。


 魔王の四天王

 悪のヤドリギ、豪のゴドバ、義のホウレン、裏切りのユダ。ヤドリギはすでに前回の話で倒した。ホウレンとユダはかつて人間だったというウワサがある。


 謎の女神

 かーくんたちを召喚した女神さま。魔王と深い因縁があり、魂と肉体をバラバラにされて、どこかに封印されている。


 魔王

 まだ一度も出てきたことない。すべてが謎。ただし、謎の女神さまと知りあいだったようだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る