第16話 この世界のオランダとベルギーの歴史

オランダの歴史




1914年 第一次世界大戦発生 中立




1919年 第一次世界大戦終戦




1920年 バッキンガム体制が始まった。




1925年 アメリカ恐慌でオランダの経済にヒビが入る




1930年 イギリスのロンドン株式市場が大暴落、オランダの株式市場も暴落し、経済が大変な状況になった。




1931年 経済が崩壊したオランダは、オランダ領インドネシアを日本に売却することを検討、日本にインドネシア売却を持ち込み話し合いをした。




(ドイツからの経済援助もあるが、それが拡大し、オランダはドイツの経済植民地になっていった)




1931年のオランダの国力と諸々の説明




王都 憲法上アムステルダム


   事実上デン・ハーグ


国家元首 ウィルヘルミナ


首相 (経済崩壊で内閣は総辞職、ウィルヘルミナ女王が政権運営を行った)(その後経済崩壊を重く見た女王は安定と秩序を敷くために独裁を続けることになった)


政体 立憲君主制(準軍事独裁体制)(もしくは女王親政)


経済状態 不景気(ドイツの経済植民地化)


国民感情 女王陛下万歳


民族 ゲルマン系オランダ人、後は植民地からの移民


宗教 キリスト教、イスラム教が少し


人口 約800万人


常備軍 10万人


限界動員数 50万人




ベルギーの歴史




1914年 第一次世界大戦発生 当時は中立




1916年 フランスがベルギーに侵攻、第一次世界大戦に参戦




1917年 イギリス・ベルギー・ドイツ連合軍がパリに入城




1919年 フランスの臨時首都マルセイユ陥落で終戦




1920年 バッキンガム条約で賠償金をもらい、そしてバッキンガム体制が始まった。




1925年 アメリカ恐慌が発生、経済が危なくなったがイギリスがなんとかしてくれたため経済崩壊は訪れずに済んだ。




1930年 イギリスのロンドン株式市場が大暴落、ベルギーの株式市場も大暴落し、それに続いて経済も崩壊した。(その後財政破綻状態になる)




財政破綻したベルギーはコンゴ植民地をドイツに売却、売却したお金と日本、ドイツからの財政支援でなんとか持ち直そうとする。




(その後ベルギーはドイツに事実上の経済植民地となる)




1931年のベルギーの国力と諸々の説明




王都 ブリュッセル


国家元首 アルベール1世


首相(ここもオランダと同じく、内閣が総辞職し、国王アルベール1世自ら国の運営をしている)←(このせいで本来国を


運営する首相がいなくなったおかげでアルベール1世がものすごく忙しくなった)←(この忙しさで旅行といった休日ができなくなり、史実では1934年にナミュールに行って、その後遭難する筈が、仕事の多さでナミュールに行けなくなった為史実より長生きすることになる)


政体 立憲君主制(国王親政)


経済状態 不景気だがなんやかんや改善中(ドイツ経済植民地化)


国民感情 国王陛下万歳


民族 オランダ系フラマン人、フランス系ワロン人、ドイツ系など


宗教 キリスト教が多数派カトリックとプロテスタント


人口 約750万人


常備軍 10万人


限界動員数 50万人




あと人物紹介




ウィルヘルミナ(3代続くオランダの女王の初め)


謹厳な女王で、史実の第二次世界大戦ではガーター勲章を授与された(外国の女性君主では初めて)


(現在の君主はウィレム=アレクサンダー)




アルベール1世(異名が「軍人の王」)


史実では1934年に遭難で亡くなるが、内閣総辞職のおかげ(?)で遭難せずに史実より長生きする。


(現在の君主はフィリップ)

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