31・俺達のお巡りさんを守れ
お巡りさん様が巡回中のこと。
不良グループというか、ハングレに囲まれてリンチを受け始めた。
それを見た近所の人たちは一斉にハングレと戦ってお巡りさん様を助けた。
「俺達のお巡りさん様を守れ」
そしてその人たちはお巡りさん様を救ったとして賞状を贈られた。
めでたしめでたし。
とまあ、美談として記事があったんだが、でもさ、よく考えれば、これ逆じゃね。
お巡りさん様が市民を守るのが仕事であって、市民がお巡りさん様を守ってどうするの。
お巡りさん様は市民を守るのが仕事でしょ。
市民に守られてるよ。
数々の凶悪犯罪者と戦ってきた歴戦の猛者とか言ってるくせに、市民に守られてるよ。
お巡りさん様は保護されてるよ。
アレだよ、マンガで達人は保護されているとかって名台詞があったけど、そのお巡りさん様バージョンだよ。
歴戦の猛者のお巡りさん様は市民から保護されてるよ。
でも、その暑ではそのお巡りさん様は英雄扱い。
お巡りさん様マジで頭弱い。
そんな感じ。
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