世界観篇
序 潔癖データエンジニアとなった僕がウィザードリィの今を知り
厨二病の頃、いや、リアルに中2だった頃、
パーティ組んでのダンジョン攻略ゲームが好きだった。
・・・ちなみに一番好きなダンジョン攻略ゲームは、というと
『真・女神転生デビルサマナー』。
ダンジョン内の悪魔と話して「仲魔」にできるゲームシステムが素敵だった。
今やいい大人な僕が、突如ダンジョン攻略MMO作りに
携わりたいと思うようになった個人的経緯をここで書いておきたい。
なお、厨二病の当時、ネトゲなんていうものは、(多少はあったが)
ほぼサイバーパンク小説のものだったので、
一人で夜な夜な取り組む系のゲームである。
その後、脳筋体育会系になったり、文弱系海外放浪者になったりしていくうちに
ダンジョン攻略ゲームしてた時代のことを僕はほぼ忘れていった。
なので僕にはMMOのプレイ経験はほとんどない(つまりゲーマーとしては素人)。
ある日
「Wizardryは今も日本で進化し続ける―――シリーズ最新作「ウィザードリィ外伝 五つの試練」Steam対応版の開発者にインタビュー」
なる記事を読んだ。
元記事は↓
https://www.4gamer.net/games/570/G057016/20210513135/
元祖ダンジョン攻略ゲームWizardryが40年の時を経て
なお新作が作られていると知った。
今の僕の仕事はデータエンジニアなので、はじめはエンジニア目線で
ゲーム開発者さんの執念はすごいなぁと記事を読んでいた。
プレイしたことはないけれども有名な魔物のビジュアルに懐かしさを感じつつ。
そこでふと気づいたのである。
そういえば、僕が好きなラノベ、漫画、アニメには
かなりの割合でダンジョン要素入っているのではないかと。
タイトルの通りの『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』はもちろん、転スラだってはじまりはダンジョンだし、ソードアート・オンラインも階層の概念がある時点でダンジョン系VRMMOだ。
リゼロでも一番盛り上がったのは、レムを眠りから醒ますためにラムやナツキ・スバルたちが逆ダンジョン的な閉鎖迷宮を上に上がっていく辺のストーリーだ。
アニメ化されるなら、5期くらいになるのかな、、、
そして、僕は気がついた。
僕は大人も楽しめるダンジョン世界を創りたいのだ、と。
幸い、さんざん仕事でプログラムコードは書いてきた。
習作中のラノベの何十倍も。
そうだ、自分が楽しいと思うダンジョン世界を考えてしまって、
自分である程度作ってしまえば良いのではないかと。
僕にはゲーム開発者としての力量はない
(ゲーム開発会社でアルバイトしてたことはあるが)。
しかし、多量のデータ(整理されたデータで最大テラバイト級~整理されてないデータなら最大ペタバイト級)なら、さんざん扱ってきた。
ゲームのデータ管理エンジン部分ならばある程度実装できるはず。
データの山を前にした時の僕は潔癖症だ。
不整合なデータを見つけるためには検知ツールを作るし
汚いデータベースを見たら、キーッとなってデータを綺麗にしたいと思う。
・・・残念ながら、のだめの汚部屋を千秋先輩がキレイにしても元通りになるように
データ潔癖症の戦いに終わりはないのだが。
そう、僕のダンジョンMMO世界がどんなものになろうと
そのデータエンジンだけは潔癖なデータ構造で作り上げたい。
そして、データを閲覧してもらうダッシュボードを作って
いつかドヤ顔でだれかにデータ構造の説明をしたいのだ。
かくして、僕のダンジョンMMOプロトタイピング構想が
始まって一月が経った。
まだ始まったばかりだけれども、ここに日記代わりに考えていることを
アウトプットしていきたい。
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