Crush Out=Born To Be Killer= ポラード 様作
【あらすじ引用】
前回で自分を狙う殺し屋達を撃退した成美は、自ら命を絶つ行為にでたが……。
それは、過去を清算するための演出でしかなかった。過去と向き合うことにした成美が、迎え撃たなければならない最強の敵。成美に策はあるのか……。
今回は成美の過去に触れます。猟奇的な描写とバトルシーンを極端に減らしましたが、成美の暴虐性は健在です。読み手を選ぶ作品である事には、変わりありません。興味のある方のみ、お先にお進み下さい。
今回の表紙絵はSFさんに依頼しました。鮮血に染まり、狂気に満ち溢れた笑みを浮かべ、連絡を取る相手は、目の前の貴方かもしれない。
【感想】確信に近づくもの
ある事件が起きた後のことである。この部分は主人公視点ではないと思われる。別の人物からの事件に対する考察。別のシリーズを拝読させていただいたことがあるが、シリーズで書き方が統一されているとしたら、恐らく犯人の行動は読者にはわかるスタイルである。
事件ものにはいろんなスタイルの書き方があると思う。それはもちろん読者に感じさせる効果によってかき分けされていると思うのだが。例えば、犯人の行動と捜査側の両視点から描かれているスタイル。これはいつバレるのだろうか?というハラハラ感がある。犯人の残虐性なども予めわかっている場合が多いので、それ以上は危ない! などと見ている方が気が気ではないスタイルだ。
そして、匂わせはあるものの全く犯人が分からないスタイル。これは探偵ものにも多く、味方の中に犯人がいたりして、ハラハラ感よりは驚きの方が大きい。そして、犯人側メインで警察側の捜査状況が分からずドキドキするスタイルもある。この物語は、どちらも分かるスタイルだと思われる。
その為、犯人側でも捜査側でもハラハラドキドキするスタイルであり、誤認などもありそうだ。
果たしてここで確信に近づいた人物は犯人に辿り着けるのだろうか? 犯人はかなりの切れ者のように感じる。
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