倶(とも)に纏いし、(略) 緋村 真実 様作
倶(とも)に纏いし、纏われし――人々の流す血と涙を止めんがために―― 〔新たなる一歩〕
第五幕 ―― 神滅覚醒 5-4
5-4を読ませていただきました。このシーンでは、主人公がどんな人物なのかがよくわかる。この場面だけでは、記憶を保てない普段の状況について憶測することは出来ないが、少なくとも好意に対して鈍感であるという事は伝わってくる。そして、我が道を行く人であるという事も。想定外のことが起きても、周りはとても冷静である。暗黙の了解ということを感じさせる部分もあるので、普段から彼らはある一定の信頼関係にあるのではないかと感じた。好意に関して鈍感であるものの、相手の意図が読めないわけではない主人公には、とても魅力がある。文体は読みやすく、内容も理解しやすいと感じた。緊迫感から、平常への空気の変え方も巧い。
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