【Untitled : Camellia】硯 羽未様作
【あらすじ引用】(硯羽未version)
田川到流は生まれ育った漁師町を離れ、古い洋食屋・カメリアで働いている。
父が『犯罪者』であるという家庭環境が、到流の心に暗い影を落としていた。しかしある時電機屋の青年、中瀬文雄と出会ったことにより、どこにも行けない牢獄のようにも思える日常に、変化が訪れようとしていた。
何が真実で何が偽りなのか。
潮騒のノイズと這い回る蔦が、到流を絡め取る。
世間話と感情変化これ行こう。P8
ちょっと笑うwこれは!この、合わなさ具合が堪らない。シリアスだけど、コメディのような雰囲気が好き。ネタバレ無し指定なので、何が書いてあるのか漏らせないけども。
この一ページには、巧くかみ合わない二人の会話。しかし、相手に興味を向けるだけの何かが確かにある。合わないという事は、もしかしたら一番相手を「おや?」と思わせる行為なのかもしれない。
例えば現実で、イラつきだと思っていたら好意だったと思うことはないだろうか?もしくは嫌いだなと思っていたはずの食べ物が恋しくなる。そんなイメージで、ここは一つ。是非読まれてみてください。
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