主人公、大丈夫か?!なシーンから始まるアニメ達に学びたい。

ヒロイン、いきなり軽トラに撥ねられ即死(ゾンビランドサガ)

アニメ「ゾンビランドサガ」の第一話「グッドモーニングサーガ」。


 一昔前のアイドル系ルックスを持つ主人公の高2生の源さくらは、自宅を出た途端、軽トラにはねられる(冒頭1分15秒)。 デスメタルが流れる中、主人公は即死したことが分かる(冒頭2分30秒)。


 大丈夫か?!の前に「なんのこっちゃ?」と思った方は、以下に抜粋したWikipedia のゾンビランドサガあらすじ冒頭部を見て欲しい


----------------- 出典 Wikipedia ----------------

2008年、高校2年生になった源さくらは、東京のアイドルオーディションを受けようと決意し、応募書類を片手に自宅を出た途端、軽トラックにはねられてしまう。


2018年、とある洋館で覚めたさくらは記憶喪失になっており、さらには突然謎のゾンビ少女たちに襲われて外に逃げ出すが、自身もまたゾンビ化していることに気付く。そこに現れた青年・巽幸太郎から、佐賀県の認知度を上げるご当地アイドル企画「ゾンビランドサガプロジェクト」のため、自分がゾンビとして甦らされたことを知らされる。さくらは自分と同じくゾンビとして蘇った二階堂サキ、水野愛、紺野純子、ゆうぎり、星川リリィ、山田たえの7人でアイドルグループ「フランシュシュ」を結成、活動を開始する。

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 仮に自分が、アニメ放映前に、このオープニングから続くストーリーを書いてくれと頼まれたとすると、かなり悩むことだろう。


 しかし、アニメ「ゾンビランドサガ」の制作陣は、この流れから始まったストーリーから、源さくらとみんなをアイドルとしてのステージに立たせてしまう(開始から18分ほど)。


ステージでの熱叫のさまは↓

https://www.youtube.com/watch?v=I6MJZ5Z8sTg


 そして、1話は源さくらの「おはようございま~す」で終わる。

 ギャグを織り交ぜた世界に引き込むこのスピード感、見習えるものならば、見習いたいものである。※ゾンビランドサガは、アニメ2期も成功裡に放映終了。


 学校や仕事や家事など、日々忙しい読者の貴重なお時間をちょうだいすることになる書き手としては、このスピード感ある大丈夫か?!な展開には学びたいものである。……文字で、同様のスピード感を出すのはとても大変そうだが。


 特に、ギャグを織り込んだストーリーの書き手を目指している方は、創作の参考資料として3話くらいまでは見ていただきたい(個人的希望♪)。

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