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目次
第38話 愚行権と支配された世界
1コマ目
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A「そういえば最近知ったんだけどさ」
B「うん」
A「愚行権という権利があるらしいね」
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2コマ目
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B「何だそれ」
A「他人から見て愚かで無意味な行為にしか思えない行為であっても、個人の領域に限っては誰にも邪魔されない自由のことなんだって」
3コマ目
B「えっ、じゃあ道のど真ん中でうんこしてもいいのかな」
A「道路は公共空間だからダメだよ」
B「じゃあ、たとえば何だろう……」
4コマ目
A「金正恩があんなダサい髪型してるのは、愚行権の行使に当たるんじゃないかなあ」
B「金正恩じゃない。金正恩様、あるいは天にまします我らが父、正恩閣下と呼べ。聞かれてたらどうする？」
おわり
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