ヴィーってなんなの? ~書き過ぎキャラクター紹介~

Skorca

ネタバレない編

ー プロフィール ー

【名前】

 ヴァーヴェイン(愛称:ヴィー)


【性別】

 男性


【年齢】

 十六歳(生まれた季節は春)


【身分】

 不明だが、騎士階級以上とみられる。


【身長・体格】

 175cm程度、細身だが筋肉質、まだ成長する可能性はある。


【外見的特徴】

 髪:淡い色の金髪、緩やかな癖毛、短髪

 瞳:薄青(湖面に映る蒼穹を思わせる色)

 肌:北方人ゆえに白い

 他者が彼を端的に形容する際に最も多く用いられる言葉が「美人」。言われる本人は苦笑するばかりである。

 いささか中性的とも言える顔立ちだが、少なくとも現在は女性に間違われることはほとんどない。


【習得技術】

 剣は一通り扱えるが、一度に大人数を相手にした立ち回りは苦手。

 一人で旅をすることができ、野宿も可能であるが、最低限の知識があるという程度で得意というほどではない。

 食料調達手段は川魚の掴み捕り。動物を捕らえるための罠の作り方も教えられているものの、実践での成功例はない。

 作中は徒歩で旅しているものの、普段は騎馬で移動するらしい。


【内面的特徴】

 相手が無法者であれ子供であれ、誰に対しても常時敬語で話す。物腰も柔らかく性情はいたって穏やかで、大抵の人間が聖者か聖人のよう、という印象を抱く。

 しかしよくよく話す内容を聞けば割合辛辣な科白も飛び出し、作中冒頭で彼が拾った孤児のディルなどには、出会って早々、見た目より厳しいのかもしれないと思われている。

 敬語で話しはしても、誰に対しても下手したてに出る様子はなく、単に話し言葉が丁寧なだけと言える。

 年長者の説教には大人しく耳を傾けるなど、素直な一面もある。


 剣を持つ身として、必要とあれば敵を斬ることにも躊躇ためらいはなく、ある程度戦闘慣れした様子を見せる。

 平常時は年相応に屈託なく喜怒哀楽を表す一方、戦闘中など非常時は状況を冷静に分析し、必要に応じて思い切った決断も下す。

 根性論で話すことはせず、淡々と可能不可能を判断して行動する冷徹な一面がある。


 普段は細かいことに拘るたちではなく、几帳面な師からは概して大雑把と評されている。

 なぜか牝馬ひんばと相性が悪い。師によると淑女への献身の精神が足りない、とのことであるが、当人はいまいち納得していない。


 背景に色々抱えているが、せいぜいが親しい相手に愚痴を零す程度で(心許す相手には若干愚痴っぽくなる面はあるが、そもそも彼を取り巻く状況は愚痴で済むレベルではない)、基本的に他者に対して丁寧で明るく、落ち込むことがあっても自身で気持ちを切り替えることに長けており、極端に鬱然となることはほとんどない。


【名前の由来】

 クマツヅラ(植物)の英名、バーベイン(Vervain)より。

 ハーブに関する書籍を読んでいる際に世界観が浮かんだため、その本に掲載されている中で男性名になりそうな音の植物を探して選んだもの。


 ***


 お読みいただきありがとうございます。

 次話よりネタバレを含みます。

 21話まで読了されていない本編読者様はどうぞ「回れ右」を……お願いいたします。

 ここから先は自己責任となります……!

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