ギリくん

『ギリくん』


女性からいきなり声かけられてびっくりした、凍りついたギリくん。

視界に飛び込んできたのはテコちゃん夏バージョン。抜群なスタイルが飛び込んできたということは、もちろんギリくんの耳は赤の重ね塗りで赤を超えてしまったわけだ。同じ色の深紅の鼻血がでた。北国出身とあって鼻血は出やすい体質であったのかもしれないが。


みぃちゃんとテコちゃんはギリくんに応急処置の手伝いをした。ティッシュを貸したりと。


落ち着いたとき、会社の昼が終わりを告げる時報がなる。



終業後、改めて3人が集まった。ギリくんは聞かされたのは"今度、北海道にいくから色々教えてほしい"だった。


ギリくんは、

北国の雪は危ないものだ。

雪で国道であっても田舎なら遭難しうる。ときどき回覧板まわそうとすると遭難した経験(会社はこの経験話で受かった)とか。



ギリくんは珍しく愉快だった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る