第7話 ニュートリノ徒然
地球を直列に100個並べても、軽々と通過してしまうというニュートリノ。
ほとんど、通常の物質との相互作用をしない、ほぼ光速で飛んでいる素粒子です。
不思議な素粒子ですが、これについて考えてみましょう。
スーパーカミオカンデの観測により、ニュートリノ振動を観測できたことで、ニュートリノにも質量があることがわかりました。
ニュートリノは、あらゆる方向から飛んできています。ここで砂時計を思い浮かべてください。砂時計の中央部にはくびれがあり、そこを砂が通過しています。
ある空間の一点に注目してみます。この注目した点を砂時計のくびれ部分に見立て、ニュートリノを砂に置き換えると、ニュートリノが現れては消え、消えては現れることがわかります。別の見方をすれば、自分の周りの空間あらゆるところにニュートリノが存在し、生成と消滅を繰り返しているとも言えます。
私は、ニュートリノがエーテルではないかと疑っています。空間に無数に存在し、かつ、ほとんど物質との相互作用がなく、ほぼ光速であらゆる方向へ飛んでいる素粒子で、この素粒子に乗っかれば、情報を光速で伝達することができるのではないかと考えます。
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