第2話 朝一番に学校に行くべき(当社比)
どうも、フツメンです。現在時刻、七時オクロック(?)ってやつです。皆さんは小学生の時に意味もなく早く行ったことがあると思います。
勘違いしないで欲しいのは童心に帰ったわけではないです。
ワザ○プで調べた結果、朝一に行くと、一人で何かをしている美女に会える又は寝たふりをしていたらラブコメイベントが発生するらしい。
ふっ。これでリア充の仲間入りだぜ。
下駄箱で靴を履き替え、階段を登る。教室は2階でグラウンドは校舎を挟んだところにある。グラウンドで頑張っている部活生の方々の声を聞きながら二年二組の扉を開ける。
開け、ラブコメへの扉。
はい。わかってました。誰もいません。知ってました。あっ、目からヘモグロビンをこしとった血液が流れてきた。
膝を折り、地面に四つん這いになる。
亀のポーズ(?)
もう、どうにでもなれ。これしてたらワンチャンラブコメ始まらないかな。
タイトルは『四つん這いになってたら、声を掛けられて、いつのまにかバカップルに』
うん。やばいな。誰か助けてくれ。
「あんた何やってんの?」
この声は!
「負けヒロ...愛菜か。」
幼馴染の愛菜が膝を折り、こちらを見ていた。
「あっ、パンツ見えそう。」
あっ、目の前に拳が見える。これはザ・ワ○ルドか。考えろ。右手から放たれている拳は左に避ける。この俺を舐めるなよ。
「時は再び動き...」
閑話休題。
「響いたぜ。ちとばかりな。」
「何、意味わかんないこと言ってんの?あと、今度お母さんが帰ってくるらしくてさ。
お母さんがあんたに会いたいって。」
「だが、断る(ロ○ン風)」
閑話休題。
朝から二発食らうなんてな。あまり痛くはないが、食らいたくないのは事実だぜ。
さて、本でも読みますかね。
「なぁ、負けヒロ...負けヒロインよ。本を物憂げに読む俺。かっこいいと思わないか?」
「何言ってんの?たしかにかっこいいかもしれないけど、言わない方がいいよ?」
確かに。それをナルシストと言うらしい。
それもワザ○プで読んだ。
てか、今思ったけどなんでこいつ俺の席の前に居座っているんだ?
「お前、席違うだろ。」
「今更じゃない?」
「確かに。」
その後、少し談笑した後に、前の席の子が来たので素直に席に帰っていった。
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作者は小学生の頃は朝早かったです。
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