疑惑

 シュシュラの油が混入した化粧品の出所が分かったと、深刻そうな顔をしたレトがやってきたのは、ミスティがフォレー領から城に帰ってきた直後だった。


「そんなはずないわ……」


 レトの報告を聞きながら、組みあわせた指にぎゅっと力が入る。


「私も何かの間違いだと思うのですが……品物の出所については、間違いありません」


 信じたくはないが、腕力もさることながら、諜報活動でもレトは有能だ。

 間違った報告をしているとは思えない。レトの語調では、あまり楽観できない状況なのだろう。

 

「たとえそうだったとしても、ダグラスのはずがないだろ、理由がない」


 ミスティが立ち尽くしていた私の手を引きソファに座らせる。レトの顔は晴れない。


「ですが、あの化粧品がフォレー領から納められたことは事実です。記録にも残っているので間違いないかと」


 王都に帰ってきていたが、昨夜はヒースたちとバロッキー家に滞在したので、ミスティが城に帰ってきたのはついさっき、夕刻になってからだった。

 帰宅の挨拶もそこそこに、この話だ。

 先に夕食を済ませておいてよかった。こんな話を聞いた後では、食事が喉を通る気がしない。


 化粧品は、元をたどればフォレー家を通して流通している品だった。

 南方の広い土地で飼われている大型の家禽からとれる油が肌にいいと評判で、女官がわざわざフォレー領から取り寄せていたようだ。


 フォレー産だというだけなら、ダグラスの名前が出てくることはなかった。たまたま混入した不良品の可能性もあったのだ。

 しかし、シュシュラの混じった製品は、ダグラスが王都へ出向くときに直接領地から荷を積み、城に納めた品のひとつだった。

 

 ――困ったことになった。


「ダグラスではないにしても……それじゃ、いったい誰が何の為にあんなものを私に寄越したのかしらね。あれで命を落とすと思わないし、どういった意図があるのかしら」


 今までのことを考えてみる。

 命を狙われることはミスティが婚約者になってからめっきり減った。

 それ以前の事件に関しては、レトが首謀者の名を突き止めている。しかし、その者たちとは今は利害がないから、わざわざ過激なことをするとは思えない。

 首謀者の名が高名であるほど解決は難しくなる。今までだって、狙われたことを公にして、相手を糾弾することは出来なかった。どうしたって首謀者を辿れば、国を動かす要人にたどり着く。私ごときが襲われたと騒いで、国が乱れるのは困るのだ。

 

(あの茶会の時だって――)


 私はミスティと初めて出席した茶会のことを思い出した。


「あ、茶会……」

 

(たしかにあの日もダグラスはあの場にいた。いいえ、でも、それ以外の人だって大勢いたわ)


 ダグラスは幼馴染の兄のような存在だ。心の内を全て知っているわけではないが、私を害しようとするなんてありえない――と信じたい。

 信じたいけれど、今まで私を害しようとした者の中には、半分とはいえ血の繋がった姉妹たちの関係者もいた。そういった事実が、絶対にダグラスではないと断言できない理由だ。


(そういえば、花火の火の粉を浴びた時もダグラスと一緒だった――いいえ、偶然よ、そんなの)


 事実の積み重ねが私の心を重くする。

 命を狙われるときは、嫌な偶然が何度も起きるものだ。

 偶然だと笑い飛ばすには、多く憂き目に遭遇しすぎたのだと思う。


(でも、あの時は、あの場でミスティがダグラスにエスコートを頼んだのだし……? あら? 本当にあの場で頼んだのだったっけ?)


 記憶に引っかかりがあって、隣にいるミスティを見上げる。

 ミスティはちっともダグラスを疑っている様子が無い。私よりダグラスとの付き合い短いくせに、どうしてそんなに信じ切れるのだろうかと問い質したくなる。


「ねぇ、ミスティ、紅玉祭の時、私を夜店に連れ出すようにダグラスに頼んだのは、いつだった? 直前ではなくて、もっと前だったのではない?」


 これは疑惑ではなく確信だった。

 ミスティはずっと前から私とダグラスとの仲を取り持とうとしていた。直前に頼んだのだと思っていたけれど、もっと前だったのかもしれない。

 私に言い出す前から、ミスティはダグラスを次の夫にとたくらんでいたに違いないのだから。


「……なんだよ。お前、ダグラスを疑うのか?」

「確認しているだけよ。それで、どうだったの?」

「ええと、あの時は……」


 ミスティが言い淀んだので、レトがそっと告げる。


「ミスティさん、紅玉祭の前にフォレー家の王都の屋敷を訪れていますよね」

「……そうだけど」


 ミスティは、そんな前から私を誰かに引き渡すことを考えていたのだ。

 そこまでくると単なるおせっかいだとはいえない。私に別の夫を世話することは、もうミスティの中では計画とも呼べるような確定した流れなのだ。


「ミスティって本当に余計な事しかしないわね。そんなに早く私を誰かに押し付けたいの?」

「べつに……」


 いつもうるさいくらいに食って掛かるミスティだけれど、私が挑発してもやけにしおらしい。

 分かっていたことだけれど、腹立たしく思う。やはり、ミスティの中には私との未来は欠片もないのだろう。

 自分からミスティを送り出す準備は出来ているつもりだったが、ミスティが先に私の手を離すのだと考えると怖い。もやりとした不満が胸の中に育っていくのを押しつぶして、追及を続ける。


「それで? その時に会ったのはダグラスだけ?」

「執事は出てきたけど、ダグラスだけだったと思う。でも、あの時はいつもより屋敷に大勢人がいて……ほら、フォレー家は家族みんなで来てただろ? ――にしては、人が多かったか。紅玉祭は城以外でもいろいろな場所で催しがあるし、招待客も来ていたんだろうな」

「そう……」


 あんな誰を狙ったのか不確かな花火の火の粉でも、同じ符号が付けば疑惑に変わる。

 

「けどさ、シュシュラの化粧品がフォレー産だからってなんだよ? ダグラスじゃなくてもクララベルを狙う奴がいたっておかしくないだろ。ダグラスが関係しているって決まったわけじゃない」


 ミスティはふんと鼻を鳴らす。ダグラスを疑うことも嫌なのだろうか?


「やけにダグラスを援護するじゃない?」

「は? 別に、そんなんじゃないし」


 なんだかそうやって慌てるのも気に食わない。

 そういえば、ミスティはずっとダグラスとコソコソと何かしている。

 単に仲が良くなったからだと思っていたけれど、きっと違う。


「いつの間にそんなにダグラスと仲良くなったのよ。パーティーに出たって、私の近くにいないときは、いつもダグラスと話しているし」

「今、関係ないだろ」


 なんだかこれでは不貞を責めるやりとりのようだ。

 

「今回もまたフォレー領へ行ったでしょ? バロッキーの仕事だけをしていたわけじゃないわよね。どうしてダグラスに会いに行くのを隠す必要があるわけ? ダグラスだっておかしいわ。ミスティが訪ねて来たことを私には教えてくれないし、まるで密会のようね」

「確かにダグラスと仕事をしてるけど、本当に仕事だし! なんで俺が浮気を疑われてるみたいになってるんだよ」


 疑っているのは浮気じゃない。秘密の匂いがする。ミスティは私に知られてはいけないような何かを企んでいるのだ。

 でも、それはきっとミスティが去った後の為。

 残された私が不自由に暮らさないようにという気遣いなのだ。


(ミスティは、全然わかっていない)


 この間の展覧会でのことが思い出される。

 私は、ミスティではない人に手を握られたくらいで、違和感と不快感で叫び出しそうになってしまうのに。


(もう別の人が夫になるなんて、無理なのに……)


 ずっと気になっていることがあった。


「……サリとヒースもフォレー領に出向いているみたいね」

「だからなんだよ。何もやましいことはないって。結婚したからって変に束縛してこようとするなよ」

「そんなわけないじゃない。だいたい、嫉妬されるほど気に掛けられていると思っているの?」


 ミスティは私が喧嘩を売ればすぐに買い上げてくれる。こんなやりとりも数日ぶりだ。


「――あなたたち、なんだか楽しそうじゃない?」

「は?」


 私だってこの計画の中心人物なのに。私ではなくて関係ないダグラスを巻き込んでどんどん大きなことが始まっている。

 むず痒いけれど、おそらく私の為のことが、私抜きで進んでいる。

 それがたまらなく寂しい。


「なんだよ、もしかして混ぜて欲しかったのか?」


 ――そうか、そうだったのかもしれない。


(私だって竜なのだから、バロッキーの仲間に入れてくれたらいいのに――)


 とんでもない矛盾だらけの我儘な気持が湧いてきて、口をつぐむ。


「……」


 何だか泣いてしまいそうになって、首を横に振る。


「……」


 やっぱり考え直して縦に振る。


「フォレー領に一度出かけると、帰ってくるまでずいぶんかかるのね」


 言ってしまって、また口を閉じる。

 こんな弱音を吐くつもりじゃなかった。

 たった数日のミスティの留守が、こんなに堪えるなんて、竜とはなんて不便な生き物なんだろう。


「へ、へぇ、寂しかったのか?」

「別に……」


 領地を回っていた時は一時も離れることなくミスティが傍にいた。

 王都に帰ってからだって、ミスティと会わない日はなかったのだ。


 誰が自分を狙ったか、大事な報告を受けていたはずなのに、急にミスティのいない寂しかった時間が押し寄せてきた。

 ここにレトがいなければ、すぐさまミスティの胸にとびこんでしまいそうで、ぐっと唇を引き結んだけれど効果が無くて、眉間の所に思いきり力を入れる。


「は? ちょ、なんだよ、な、泣くのか? なんだよ、意地悪をして内緒にしていたわけじゃないって。行きたいなら今度は一緒に連れて行くよ。うわわ、泣くなって、あのな、フォレー領に新しく銅山が開かれるんだ。ちゃんと説明するし、除け者にはしないから」


 私が虚勢を張っていられなくなったのがわかったのか、ミスティが困った顔をして私の頭を片手で手繰り寄せてペタペタと撫でる。


 私の涙腺が緩くなる直前で、レトがパンパンと大きな音で手を打ち鳴らした。


「お二人とも、いちゃつくおつもりなら、帰らせていただいてもいいでしょうか? そういうわけで、報告はダグラス様に疑いがかかったという話ではございません。持ち込んだ品の出所がわかったという事実だけ報告にまいった次第です。紅玉祭の来客のことも含めて、もう少しフォレー領の関係者を調べてまいります。お二人とも、このことはまだ疑惑の域を出ないものとお考え下さい」


 レトはあきれた顔で帰り支度を始める。

 寮には帰らないのか、荷物置きに置いてある鞄はいつもより大きい。


「いちゃついたりしてないわ!」

「いーや、これからいちゃつくだろうが。レトさん、あとは俺が引き受けるから、大丈夫です。一応、ダグラスの身の回りでおかしなことが起きていないか確認してもらえますか? 今、銅山が大事な時なので」

「心得ました」

「ねぇ、違うってば、もう。レト、誤解よ!」


 私の主張に、非常に残念そうな顔をしてからレトはドアへ向かう。

 ラッセル家は城からは遠い。今から出て、屋敷に着くのはだいぶ遅くなるだろう。


「ねぇ、レト、今夜はラッセル家に帰るの?」

「いえ、スウィフト家に。私も新婚ですので」


「は?」

「え?」

 

 私とミスティは、聞き捨てならないセリフに同時に声を上げた。


「そういえば先日、正式にノーウェルと結婚いたしました。ノーウェルの大叔母の屋敷に間借りして住むことになりましたので」


 レトは何でもないように言うが、私たちはびっくりして互いの袖を引き合う。


「い、い、い、いつよ、いつ?! 聞いてないわ」

「ええ、今初めて、申し上げましたから」


 口調だけならさっき報告に来た時と変わらない。幾分表情を和らげているが、劇的な変化があったようには見受けられない。


「だって、式も儀式も何も……」

「ラッセル家には義理の兄もいますし、私は一代限りの養子ですので、ラッセル家の血に配慮することもありません。式はアビゲイル様に取り仕切っていただいて略式で執り行いました。ノーウェルは何か言ってませんでした?」


 ミスティを見ればぶんぶんと頭を振る。ミスティにとっても初耳だらけのようだ。


「ノーウェルは、別の山に行っていたから会ってないけど……新婚なのに奥さんを置いて遠出してるってどうなの?」


 竜にしてみれば、蜜月にバラバラで仕事をしているなんて、想像することもできないのだろう。私だって、無理そうだ。


「私も忙しかったので通常通り仕事をしていましたから、お互い様です。数日前、やっと新居に移りました」


 私とミスティは顔を見合わせる。レトとノーウェルの関係が理解できないという気持ちは一致したようだ。

 

「もう! なんでよ! どうしてみんな私に黙ってコソコソと!」


 何だかこんなこと続きで、悔しくてミスティの腕を叩くが、後ろからその手を掴まれて、立ち上がった熊みたいな恰好にされて身動きができなくなった。


「はいはい、わかったよ。悪かったって……あの、レトさん、おめでとう。あとでお祝いさせて」

「はい、もちろん。夫も喜びます」


 丁寧にお辞儀をして離れを去っていくレトを、ミスティは消化不良を起こしたような顔をして見送った。


「……おっとか……ノーウェルが……夫か」

「レトとノーウェルにしか……夫婦にしか分からないことがあるのよ、きっと」


 竜同士の私たちは、そういって頷き合った。

 

 

 *


 

 夕闇に沈んだ窓の外はそろそろ夏だ。近くの水辺では毎年沢山の蛍が羽化して飛び始まる。

 二人きりで静かになった部屋に、外の木のざわめきが聞こえる。目が良くなってしまったから、夜の灯りは少しで足りる。外から薫る夏の花の香りと、色を失い白く浮かぶ花の輪郭が幻想的だ。


「えと……おかえりなさい」

「ただいま」


 当たり前のように私を抱擁するスティの気持ちはよく分からない。

 それでも、互いの心音を聞けば、あるべきものが元に戻ったのを知る。

 乾いたレンガが水を吸うように、ミスティの気配が私を満たす。

 ミスティは、まだ竜の番がどれほどの影響力を持つものなのか知らないのだ。

 

(番がいないって、気楽なものね。てんで、お子様だわ)


 自分のことは棚に上げて、こんな苦しい気持ちを味わうことのないミスティを心の中で詰る。

 ここ数日で、番を恋しがる竜の血に弄ばれて、へとへとだったのだ。


「なんだか、おかしなことばかりだったわね」

「なんだかな」


 落ち着かなかった数日が溶けていく。

 何も要らない。ミスティはここにいる。


 ミスティは私の頭の上に顎を置いて、銅山であったことを饒舌に語っている。

 ダグラスがヒースの力を見て腰が引けていたとか、サリが相変わらず意地が悪かったとか……。


「――それで、ヒースってばさ、サリの手を握ったくらいで目が光るんだぜ」

「なによそれ。カッコ悪いヒースの話なんて聞きたくなかったわ」

「ひひひ、俺は聞かせたかった」


 膝の上に乗せられて、降ろされることが無くて助かっている。今離れるのは、何となくよくない。竜の血に何を言わされてしまうか分からない恐ろしさがある。

 

「そうだ。クララベルが言っていた石、あったよ。選別所から拾ってきた。まだ磨いていないけどちょうどいい感じ」


 ミスティは淡い灰色のジャケット内ポケットから、布に包んだ石とをりだして私に見せた。

 薄い水色に、何が由来なのか、赤い結晶が閉じ込められている。所々深い色でミスティの目の色を彷彿させる。


「良さそうね。これはなかなか効果がありそう」

「こんなの付けさせてたら、俺がめちゃくちゃ執着してるみたいに見えるよな」

「そのための魔よけの石よ。そうだ、石が付いていない台座だけの指輪があるんだったわ。それにつけようかしら」

「へぇ、あの台座に嵌めるんだ?」

「そう。細工が気に入って手にいれたんだけど、石が――ちょっと……私、をミスティに見せた覚えがないわ」


 ちょっと考えて、ミスティが私のワードローブに入ったことがあったのだと思い出す。


「あの時のレトさんの訓練はきつかったな……」

「私、あれが本当にファーストキスだったのに」


 お互い、あの記憶は少し気まずい。


「あそこに押し込んだのはクララベルだろ」


 習慣でぶつくさ言ってみるが、今思えば何の問題もなかった。

 あの時はびっくりしたし腹が立ったけれど、嫌でなかった。

 竜になる前から、私はミスティを受け入れていたのだと思う。

 

 ミスティは、膝の上から私をおろすと、急に真面目な顔をする。

 何か言いにくいことがあるのか、口をパクパクさせているのをじっと待つ。


「……あ……あのさ、クララベルは俺の目が光るところを見たい?」


 意図が分からない質問に首を傾げる。


「……だって、嫌も何も、つがい相手じゃなきゃ光らないんでしょ?」

「そういうのじゃなくたって、光るっていっただろ」

「……どういうのよ」

「興奮した時とか?」


 ミスティの声はいつもと違って、ふざけていない。

 何を意図しているのか思い当って、落ち着かなくなる。


「つまり……もう目隠しはしなくていいの?」

「そっちが見ても引かないっていうなら」

「見られたくないって言ったのはミスティじゃない。私は見たくないなんて一言も言ったことないわよ」


 むしろ、ミスティの目が赤く光るのをずっと見てみたいと思っていた。

 それが番を指し示すものではなくても、竜であるミスティを心に刻んでおきたい。

 

「なんか、いつまでも目隠しさせてるのも変態っぽいかなって」

「……そうね。初夜から変な事されちゃったわ」


 外は真っ暗で、少し開けられた窓から涼しい風が吹き込んでくる。

 ミスティは知らないかもしれないけれど、この暗さで夜目が効くのはミスティばかりではないのだ。私の目もミスティの広くなった肩幅をくっきりと認識できる。


「それじゃベル……目を閉じて」

「そこは閉じるのね」

「雰囲気ってものがあるだろ」

「公務に雰囲気は要らないって言ったのはミスティよ」

「そんなのどっちでもいいって。無いよりあった方がいいだろ」


 渋々目を閉じると気配が近づいてくる。いつもより大きな竜の気配がする。

 甘く口付けを受けて、うっすら目を開けると、窓の外に蛍が飛んでいるのが見えた。


(もうそんな季節なのね……)


 少し早めに出てきた蛍に微笑みながら私はまた目を閉じた。


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