螺旋

2006,5,27


手を伸ばせば届きそうな

でも届かないこの距離を


永遠と感じるか、刹那と感じるか


分かり合えるかどうかもそれ次第だというのに


答え合わせをするまでも無いね


見ている角度も、色も、感じる空気すらも

全てが似て、異なるもの


あの日に言った言葉は、その通りになった


望んでいなかったのは、実は僕のほう


刹那と永遠を越えて

折り重なった空間は


手を伸ばすよりも早く消えるから

また次の刹那と永遠を埋めようとする


あまりに永い道のりだね


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