第26話 再び王国へ
帝国に帰り、1年ほど経過した。
14歳になった。来年の15歳で、この世界での成人になる。もう立派な大人で、一人前だ。
前回のクローディア王国からライラック帝国へは、密出国だったけど、今回の王国への訪問は、正規の手続きをとった訪問となった。
おそらく、自分が6歳から13歳まで、王国で過ごしたこと、誰も知らないだろうな。
あと、アリスもきっと驚くに違いない。自分も、知らなくて、かなり驚いたし、アリスが王女様って言うのも、とても驚いたけど。
王国へは、ほんのわずかな人数で、行くことになった。たくさんの護衛を連れていけば、王国を刺激するので、ダメだという理由らしい。でも、大臣の本音は、むしろ殺されてきたら、いいのに、とでも、思っているに違いない。まぁ、自分でも、逆の立場なら、そう思うだろう。
自分の強さを知らないから、もう帰らないと思ってるだろうけど、王国にも、帝国にも、自分に勝てるひとは、誰もいないはず。色々と苦労しまくったせいで、いつのまにか異次元の強さを手に入れている。
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