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第1話への応援コメント
拝読させて頂きました。
介護がないなら好意的な肉親には長生きしてほしいものですよ。
その一方で、大事な人が「もう苦しまなくて良くなったんだな」と
思う自分も確かにいます。
金銭などより好意的な肉親の方が有り難いと知る頃には
そう言った者の多くは旅立っているわけですが。
看護師さんとのやり取り、判ります。自分のことは宙に浮いてるんですよね。
でも、本作のような対応をする病院スタッフはごく少数でしょうね。
そんなに感情移入しているとスタッフは保ちませんから。
肉親が亡くなった場合、病院の霊安室ではまだ実感を伴って
感情はついてきません。
自分だけが色々な手配をする場合は、なおさら張り詰めてますから。
葬儀屋について葬儀の手配話や支払いが終わった辺りでふっと、気がつくんです。
感情の持って行き場を持て余すし、溢れてくるそれをどう扱って良いのかも
定かでないまま泣き、あるいは笑ったりしますよ。
そこに至るまでの描写としてはすごく判る物がありますね。
色々考えていたから「壊れて」笑ったわけじゃない。
吹っ切れたわけでもない。感情の空白に感情の波がたまたま笑いに振れた。
だから笑った。
天秤の支点が揺れ動いてバランスがずれたと言うところですね。それを指して
壊れた天秤と言うタイトルなのかな。
彼女はこれからいろいろ大変でしょう。
倖多からんことを、祈ります。
全く関係ありませんが、人工関節を入れている方がなくなった場合、火葬すると人工関節は骨壺に入りませんので、別に持ち帰ることになります。
容器や包みを用意していないと持ち帰るのに大変ですので、準備をお奨めします。
作者からの返信
丁寧なご感想、ありがとうございました。
こうして誰かに色々なことを感じて頂けるというのは、作者冥利に尽きます。
感謝ですm(_ _)m
第1話への応援コメント
私も同じように親族が亡くなったことがありますが、こんなモヤモヤした気持ちはなかったかな。
もっと良くないことを考えていたように思います。
人間の心ってそんなに純粋ではなく・・・
おばあちゃん子だったのに、それを貫けなかったなと少し寂しい気持ちに。
いろいろ考えてしまう主人公の子ですが、だからこそ優しさを感じとることができて、この作品に出会えて良かったと思ってみました。